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“同学年”藤田寛之に賛辞 丸山茂樹「努力惜しまなかったからこそ」

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2019年11月17日 07:00  AERA dot.

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 丸山茂樹氏は、国内ツアーでの藤田寛之選手の健闘ぶり、自身も出場経験がある大学生ゴルフ「信夫杯」について語る。

【写真】信夫杯で優勝した東北福祉大のみなさん

*  *  *
 国内男子ツアーの「マイナビABC選手権」(10月31日〜11月3日、兵庫・ABCGC)で、僕と同学年の藤田寛之(50)が4位タイに入りました。50代での初優勝は逃しましたけど、「もしかしたら」と思えるところでプレーできてるだけでもすごいと思いますね。

 体のあちこちに痛みが出てるみたいですけど、そこはね、年齢は隠せないところがありますから。ある程度のことは、つきあいながらやっていかなくちゃしょうがないんでしょうね。

 僕が日大で、藤田が専修大で、学生時代から知ってますよ。彼は静かなタイプでね。昔からそんなに深く交流はしてないんですけど、ともに長らくゴルフ界を歩んできてるんでね。

 藤田はどちらかというと大器晩成型ですよね。20代でプロになって、何とか優勝カップを手にして、クラブの進化とともに、徐々に徐々に力をつけてきて、30代の中盤〜後半で自分の思うような形になっていった。それでいまだに第一線の現場でしっかりとプレーできてるっていうのは、ずっと努力を惜しまずやってきたからこそだと思いますよね。

 これも同世代の話題なんですが、11月3日付の世界ランキングで、フィル・ミケルソン(49)が51位に落ちました。彼がトップ50から外れたのはなんと、1993年以来26年ぶりなんですってね。

 とんでもないですよね。四半世紀ですから。この記録は、ほぼ破られることがないんじゃないでしょうか。あのタイガー・ウッズ(43)でさえ、ここまで維持できなかったですからね。どんな形であれ、フィルはずっとゴルフ界に存在感を示してますからね。

 誰もが認める「スーパー2番手」だと思います。タイガーがいる限り、1番手にはなれないんですけどね。その代わり絶対であり、不動のスーパー2番手ですよ。世界中の誰もが認めますよ。世界のスーパー2番手です。

 話は大学生のゴルフに移ります。団体戦の全国大会である「信夫(しのぶ)杯」で11月1日、僕の母校である日大は惜しくも男女同時優勝を逃しました。まず女子が優勝を決めたんですけど、男子が東北福祉大とギリギリの勝負になって。5人が出て、上位4人の合計スコアで競うんですが、それが並んでしまってね。5人目のスコアを加えて、東北福祉大が2年連続15度目の優勝となりました。

 男子は73年から日大が25連覇して、そのあと東北福祉大の9連覇があってね。でもいまは大阪学院大も強いし、いい選手がいろんな大学にバラけてきてるんでしょうね。

 信夫杯といえば、僕らのころはもう日大の全盛期でしたからね。4年間絶対に信夫杯の優勝旗はほかの大学には触らせないという強い思いがありましたね。

 とくに信夫杯は時期的にも一年の締めみたいな形で、非常に気合が入りました。僕ら日大にとっては、圧倒的な強さを見せるための場所でした。2年生のときは2位の近畿大学に21打差をつけて勝ってますね。いま思えば、竹田昭夫(てるお)監督への恩返しっていう気持ちだけでやってたなあ。

※週刊朝日  2019年11月22日号

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