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「いい依存」の定義とは? 依存体質の人にしいたけ.さんがアドバイス

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2019年11月17日 11:30  AERA dot.

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写真しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気
しいたけ./占師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気
 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:食べ物や趣味、好み、人間関係(恋愛・友情)において依存体質であると感じています。変化を恐れたり、人間関係に関しては他人を自分の心の拠り所にしたりしてしまいます。もっと変化を恐れない、そして自立した人間になりたいです。(女性/学生/21歳/いて座)

A:人は、多かれ少なかれみんな何かに依存して生きていると思います。依存していたほうが健康でいられるからです。

 例えば恋愛はまさに他人に依存する行為で、恋愛という場所は、多少は依存しないと楽しくない。じゃあ、「いい依存」と「悪い依存」って何かというと、自分にとっての「ご褒美」にできるかどうかだと思うんです。

 ケーキが大好きな人がいるとします。甘くておいしいけど、1日に3回食べちゃうのは健康にあまりよくない。でもここぞというときにケーキを食べるために頑張る、とご褒美にできるのは、いい依存だと思います。悪い依存は、主食を取らずにケーキを食べてしまう人。

「誰にもわかってもらえない」と寂しく思ってしまう時は、悪い依存に寄っていきます。なぜなら、その依存をしている時には価値を感じない自分を忘れられるから。恋愛の依存は「相手に何かをやってあげて、価値を認められたい」と思う気持ちからもきます。

「私のことなんて誰にも理解してもらえないだろうな」という気持ちは厄介です。依存によって寂しさを埋めるか、誰かに対していつも怒っている状態になりやすいのです。そういう時は「自分のために簡単でいいからおいしいご飯を作る」のがいいです。「何かをやってあげる」を、まず自分に優先してやってあげる。

 いただいたご相談のメールですが、「自立した人間になりたい」という部分を深読みすると、傷つかない人間になりたいという意味なのかもしれません。あなたはおそらくご自身が傷つきやすい人間だと自覚しているのだと思います。でも、傷つかない人間にはならなくて大丈夫です。傷つきやすい人ほど、傷つく許可を自分に与えてほしいです。

「こんなことで傷ついてはいけない」と頑張ってしまうと、ダブルで自分を傷つけることになるから。自分は傷つきやすい人間だって思えると対処法が見えてくるはずです。

 多くの人におすすめしたいのですが、傷ついたときのルールを決めておいてほしいんです。ちゃんと傷ついていいんだけど、2日間傷ついたら満足するってあらかじめ決めておく。

 生きていると、すごく落ち込む時もあります。その時に、「落ち込むポイントは二つまで」ぐらいにしておくルールを持ってみて。「あれもこれもダメ」と、そこまで自分を責めると「ここまで頑張ってきてくれた自分」に対して失礼にもなってしまうから。落ち込むルールを決めて、三つ以上「いろいろダメ!」と否定しそうになったら、自分を止めてあげてください。

※AERA 2019年11月18日号

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