「身の丈」っていうけど…大学の学費に対する人気客員教授の投稿に賛否の声

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2019年11月17日 18:00  citrus

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導入が延期となった大学入試への英語民間試験の活用。お金や地理性に恵まれた学生が有利になるという不平等性に関しての、萩生田文部科学大臣の「身の丈」発言に批判の声が集まりました。

 

そんな「身の丈」発言をきっかけに、大学費用に関して追求した内田樹(@levinassien)さんの投稿が話題になっています。

 

「身の丈」っていうけど、1970年国立大学の入学金は4000円、半期授業料が6000円。1万円で大学生になれたんです。僕が大学1年生の時の学習塾のバイト代が時給500円。2時間バイトすると月謝が払えたんです。そういう時代に戻してください。

— 内田樹 (@levinassien) October 27, 2019

 

現在の入学金は約28万円、半期授業料が約27万円なので、学費は約55倍まで上がっているようです。

 

この投稿に対しネットからは

 

20年近く前は、教育ローン1%でした。

すべてが高すぎます。

昔出来ていたことがなぜ今できないの?

誰かが搾取しない限り、そんなわけないよね。

子供の数が減っているにもかかわらず、教育費は増している。

 生活に余裕がなく、子供にお金をかけられない中で、格差は広がる一方。日本で生きる子供たちの将来が明るいものであって欲しい。

本当に学ぶべき優秀な人材がお金を理由に学べない。内田さんのいう時代に戻れば優秀な人材が増えるのに、、日本は若者へ投資しようとしない。

優秀な人材はどんどん海外へ出て行ってしまいますよね。

 

と内田さんに同調し日本の教育を憂う投稿が殺到した一方、

 

1970年代の大学進学率は?当時と物価も違うし、大学の設備も違う。当時の環境に戻して現代の学生が満足に勉強できるのだろうか。

もちろん安いに越したことはありません。

では、

国立大学で働く人たちの給料、研究費、光熱費等々の財源はどのようにすれば良いでしょうか?

 

と、今と昔の状況の違いを指摘する声も集まりました。

 

学費が安かった時代の水準に戻してほしいという意見と、実現可能なのか?という指摘、どちらが正しいという答えはありません。今回のようなニュースをきっかけに日本の大学制度に関する議論が活発化してくれると良いですね。

このニュースに関するつぶやき

  • お金はともかく、20歳前後の4年間を使う価値のある大学、大学教員が少ないことが問題。海外の大学生は、整った施設で、緊張感のある教員から教えを受けている。図書館が18時で閉まるような大学は要らない�����ҡ�
    • イイネ!2
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