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マヤ・ホーク、歌手として来日 女優にモデル…多方面の活躍ぶりに注目

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2019年11月19日 17:03  cinemacafe.net

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写真マヤ・ホーク(C)Getty Images
マヤ・ホーク(C)Getty Images
Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3に新たに登場したアイスクリームショップ店員・ロビン役で、“恋に落ちた”人は多いだろう。

俳優イーサン・ホークを父に、女優ユマ・サーマンを母に持ち…と説明するのも不要なほど、女優やモデルとして大活躍を見せるマヤ・ホークが、今週なんと“シンガーとして”来日。日本では初となるライブを行う。


両親のDNAを余すところなく受け継いだサラブレッド

1998年7月8日、ニューヨーク市生まれの現在21歳のマヤ。父イーサン・ホークは、『6才のボクが、大人になるまで。』『トレーニング デイ』、さらに『ビフォア』シリーズの脚本(ジュリー・デルピーやリチャード・リンクレーター監督とともに)でもアカデミー賞ノミネート経験があり、映画監督として3作品を発表。狂気を帯びていく聖職者を演じた『魂のゆくえ』も高く評価され、最近では是枝裕和監督の『真実』にも参加した。

また、母ユマ・サーマンといえば、クエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』で世界的にブレイクし、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。一時、育児のため女優を休業していたが同監督の『キル・ビル』2部作で鮮やかな復帰を果たした。最近は鬼才ラース・フォン・トリアー監督作『ニンフォマニアック』2部作などでの怪演も印象深い。


傑作SF『ガタカ』の共演で知り合った両親は1998年に結婚し、おしどり夫婦と思われたが7年間の結婚生活を経て2005年に離婚が成立。それぞれ別のパートナーと結婚・交際しても両親との交流は続いており、インスタグラムには2才年下の弟レヴォンをはじめ、家族の仲睦まじい様子が度々アップされている。


パッと見は母ユマ似だが、柔らかな表情の中には父イーサンの面影もあり、その凜とした美貌は前々から評判を呼んでいた。いまや、次世代女優のひとりとして大きな期待を寄せられる存在となっている。


「ストレンジャー・シングス」『ワンス・アポン〜』でいま最も観るべき女優に


失読症を抱えているマヤは、芸術面を重視するブルックリンの私立学校に入学したことがきっかけとなり、演技に触れることになる。ロンドンの英国王立演劇学校やニューヨークのステラ・アドラー・スタジオ・オブ・アクティングの夏期講座でも演技を学び、高校卒業後の2016年には同じくニューヨークの名門ジュリアード音楽院に入学。1年間通ったが、2017年、BBCのTVミニシリーズ「Little Women」(若草物語)のジョー役にオーディションから抜擢されて中退、女優としてデビューする。


幼いころから、4姉妹で最も利発な次女ジョーに共感を抱いていたというマヤ。「Little Women」との共演者とはいまでも交流があるようで、先日ディズニー実写版『リトル・マーメイド』のエリック王子役に決定したジョナ・ハウアー=キングとも誕生日のお祝いショットをアップするほど仲よし。

そして今年、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン3に、元“高校の人気者”スティーブ(ジョー・キーリー)と「スターコート・モール」のアイスクリームショップで働く“ロビン”を演じてブレイク。ロシア語の暗号メッセージを解読したことで、スティーブ&ダスティン(ゲイテン・マタラッツォ)というシリーズ随一の愛されコンビと“陰謀”に巻き込まれていくことに。英語以外に4か国語を操り、抜群に頭が切れ、ファニーでエキセントリックな魅力を放つロビンは一躍人気キャラクターとなった。


同作で最もファンを驚かせたのが、数々の苦労を共に乗り越えたスティーブとの関係性だろう。マヤは「ウォール・ストリート・ジャーナル」や「ヴァラエティ」に、撮影を進めていく中で製作のダファー兄弟らと話し合い、オーディションを受けた際にはなかった“ある特徴”をロビンというキャラクターに自ら付与したと明かしている。

ちなみに父イーサンも、俳優として「彼女は本物」と断言するほどの親バカ(?)ぶり。


さらに、タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも、“マンソンファミリー”のメンバーのひとり、フラワー・チャイルド役で出演。あの事件の日、実行犯たちとリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)の家の前まで行ったものの…という役どころを演じたばかりだ。


ソフィア&ジア・コッポラを刺激するミューズとしての輝き
一方、モデルとしては、かつての母ユマもそうだったように「ヴォーグ」誌で活動をスタート。英国ブランド「オールセインツ(ALL SAINTS)」の2016-2017コレクションにてキャンペーン用ショートフィルムに出演し、2017年にはソフィア・コッポラが手掛けた「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」の女性アンダーウェアのキャンペーンにも起用された。


ニューヨークの「ザック・ポーゼン(ZAC POSEN)」2019年春夏コレクションのモデルにも起用されたが、その撮影を手掛けたのはソフィアの姪にあたるジア・コッポラ。アカデミー賞授賞式のアフターパーティにも同ブレンドのエレガントなドレスで大人な雰囲気を醸し出していた。


さらに今年夏には、「ディオール(DIOR)」の2019-2020秋冬オートクチュールコレクションにも参加、ファッションアイコンとしても熱い視線を注がれている。

興味深いのは、ソフィア・コッポラが監督するはずだったディズニー版とは異なる実写映画『人魚姫』で、ソフィアが希望していたアリエル役の第1候補はマヤだったこと。ソフィアに続いて、最終的に主演となったクロエ・グレース・モレッツも降板したため同プロジェクトは頓挫してしまったようだが、第一線で活躍するサラブレッド同士のタッグは、ぜひともスクリーンで目にしてみたいところ。

ジア・コッポラがメガホンをとり、アンドリュー・ガーフィールドらと共演する2020年公開予定の映画『Mainstream』(原題)には否応なしに期待が高まる。


父イーサン、“歌手”マヤをべた褒め「素晴らしい新曲」


人魚姫といえば、今年8月、マヤは自ら作詞した楽曲「To Love a Boy」「Stay Open」をリリースしたが、「To Love a Boy」のMVでは陸に上がった“人魚”を魅惑的に演じている。

この楽曲の作曲・編曲とプロデュースを担当するのは、シンガー・ソングライターでノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」を手掛け、グラミー賞も受賞しているジェシー・ハリスだ。今回の来日公演も、マヤは彼とともにステージに立つ。


ジェシーは、父イーサンが自伝的小説を自ら映画化した監督2作目『痛いほどきみが好きなのに』で音楽を担当し、ミュージシャン役で出演もする友人同士。

もちろんイーサン自身も、『ブルーに生まれついて』でジャズトランペット奏者チェット・ベイカーを演じたり、87歳のピアノ教師を追ったドキュメンタリー『シーモアさんと、大人のための人生入門』を監督したりと、音楽への造詣は深い。ノラ・ジョーンズを彷彿とさせながらも、メロウで透明感のあるヴォーカルで聴かせるマヤに、自身のインスタで「素晴らしい新曲」とコメントしてアピール。


もはや2世俳優という言葉だけでは収まらない、類稀なる才能が多方面にあふれ出るマヤ・ホーク。今後、日本上陸が待たれる出演作には、少女たちの密室スリラー『LadyWorld』(2018)、リーヴ・シュレイバー、マリサ・トメイらと共演する『Human Capital』(原題/2019)などがあり、歌手としてもアルバムをリリースする予定という。

(text:Reiko Uehara)

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