トッテナムの指揮官を解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ氏は、近い将来レアル・マドリードを率いることになるのかもしれない。20日に、スペインメディア『アス』が報じている。
2014年5月にトッテナムの監督に就任したポチェッティーノ氏は、近年の同クラブの躍進に大きく貢献してきた。2016−17シーズンにはプレミアリーグ最高位となる2位にチームを押し上げ、昨シーズンのチャンピオンズリーグではクラブ史上初の決勝進出を果たし、準優勝に輝いた。だが、トッテナムは今シーズン、特にリーグ戦で苦戦を強いられている。第12節終了時点の成績は3勝5分4敗の14位。首位を走る絶好調のリヴァプールには勝ち点を「20」も離されてしまった。
これを受けて、クラブは19日にポチェッティーノ氏の解任を公式サイトで発表した。そして、この解任劇を受けて、レアル・マドリードがポチェッティーノ氏の招へいに動くのではないかという見方が強まっているようだ。
『アス』は、これまでに“白い巨人”がポチェッティーノ氏へと何度も関心を示してきたことを強調。時期は明らかにしていないものの、クラブが最近2回にわたり同氏と契約をかわそうと動いていたことを伝えている。レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督の下、現在リーグ戦で2位につけているものの、不安定な戦い方に批判も集まっている。
果たして、ポチェッティーノ氏はスペインで指揮を執ることになるのだろうか。