“スペシャル・ワン”、新天地で初会見「私にとって最大の贈り物は…」

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2019年11月22日 11:47  サッカーキング

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モウリーニョがトッテナム指揮官として初の記者会見に臨んだ [写真]=Getty Images
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ新監督が、21日に就任後初となる記者会見に臨んだ。同日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

 現在59歳のモウリーニョ監督は、チェルシーやインテル、マンチェスター・Uなどを指揮し、2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝や3度のプレミアリーグ制覇を経験。昨年12月に成績不振を理由にマンチェスター・Uを退団して以降フリーの状態が続いていた“スペシャル・ワン”にとって、トッテナムはおよそ11カ月ぶりの現場となる。

 モウリーニョ監督は、「私は自分が過ちを犯していたことに気づいた。私は同じ過ちを繰り返さない。新たなミスをしたとしても、同じミスは二度とない。私は挑戦し、自分のキャリアを分析するくらいには謙虚な人間だ。昨シーズンに限らず、進化点、問題点、解決策、その全てについて、本当に掘り下げて分析を行ったよ。休暇はとても役に立った。監督ではない夏は初めてだったからね」と、ブランク期間に自身の戦術を磨き直したことを明かした。

 続けて同監督は、「勝てないときに幸せにはなれない。それは変えられない、私の“DNA”だ。選手たちにも伝わると願っているよ。負けても幸せを感じていては、とてもじゃないが勝者にはなれない」とトッテナムに勝者のメンタリティを植え付けることを約束した。



 また、モウリーニョ監督はチームの印象にも言及。すでに十分なポテンシャルを備えており、来年1月の補強は必要ないとの見解を示した。

「私にとって最大の贈り物は、選手を獲得する必要がないということだ。今いる戦力に満足しているよ。彼らとの時間はもう少し必要だ。敵として対戦して彼らのことはよく知っているが、それだけでは十分な理解は絶対に得られない。今季のプレミアリーグを優勝することは無理だ。でも、来季の優勝は可能だ。『優勝するだろう』ではなく、あくまで『可能』だ」

 最後に、モウリーニョ監督は前任のポチェッティーノ氏をリスペクト。トッテナムはいつでも同氏の帰還を歓迎すると約束した。

「彼がやってきた仕事については称賛したい。このクラブは、いつでも彼のホームになるだろう。この練習場は、いつでも彼の練習場になるだろう。彼は来たいときに来ていいんだ。彼が選手やスタッフを恋しく思ったとき、“ドア”は彼のために常に開かれるだろう。彼は再びビッグクラブで幸せになるだろう。彼には素晴らしい将来が待っている」

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