久保建英、フル出場で同点弾に絡むも…マジョルカはアウェイ6連敗

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2019年11月23日 07:09  サッカーキング

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マジョルカに所属する久保建英(写真は9月のバレンシア戦)[写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第14節が22日に行われ、レバンテと日本代表MF久保建英が所属するマジョルカが対戦した。久保は3試合連続のスタメン入りし、2列目の左サイドで出場。同点弾に絡み、9月29日の第7節アラベス戦以来となる7試合ぶりのフル出場を果たした。

 試合はマジョルカが先に主導権を握り、5分に右サイドからのクロスに久保がニアへ飛び込み、12分にはアンテ・ブディミルがヘディングシュートを放ったが、どちらも得点にはつながらず。その後はレバンテも攻勢に出たが、ノーゴールのまま前半が終了した。

 後半に入って52分に試合が動く。レバンテはホルヘ・ミラモンが右サイドからピンポイントのアーリークロス。ペナルティエリア中央へ走り込んだロジェール・マルティがダイビングヘッドで合わせて先制のゴールネットを揺らした。

 リードを許したマジョルカは58分、久保がエリア手前中央で左足を振り抜いたが、シュートはGKの正面。それでも65分、右サイドの久保がエリア右へスルーパス。ジョアン・サストレが深い位置からマイナスに折り返し、ゴール前のダニエル・ロドリゲスが合わせて同点に追いついた。

 しかし73分、レバンテはルベン・ロチーナが敵陣中央から左足一閃。強烈なミドルシュートをゴール右隅に突き刺して勝ち越しに成功した。一方のマジョルカは85分、久保のパスを受けたD・ロドリゲスがエリア右からシュートを放ったが、枠を捉えなかった。その直後の86分、D・ロドリゲスに頭突したDFホセ・カンパーニャが2枚目のイエローカードを受けて退場となった。

 土壇場で数的優位に立ったマジョルカは怒涛の反撃に出る。後半アディショナルタイム4分、久保がエリア前ゴール正面から強烈な左足シュートを放ったが、これはGKの好セーブに阻まれる。相手のハンドのアピールもしたが、ノーファールの判定。その直後に久保のスルーパスを受けたアブドン・プラッツが、エリア左フリーで左足を振り抜いたが、シュートは無情にもクロスバーに弾き返された。

 直後に終了のホイッスルが鳴り、マジョルカは1−2で敗戦。アウェイ戦は6連敗となり、今シーズン8敗目を喫した。

 次節、マジョルカは11月30日にホームでベティスと、レバンテは12月1日にアウェイでヘタフェと対戦する。

【スコア】
レバンテ 2−1 マジョルカ

【得点者】
1−0 52分 ロジェール・マルティ(レバンテ)
1−1 65分 ダニエル・ロドリゲス(マジョルカ)
2−1 73分 ルベン・ロチーナ(レバンテ)

このニュースに関するつぶやき

  • 囲まれてもボールキープはできるがデュエルで遅らせることはできても奪えない。あの視野の広さを持ちながらサイドでは宝の持ち腐れだ。インサイドに切れ込んでプレーしたときに相手の脅威になっていた。
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