「厚塗りすると老けて見えるから」といってメイクをナチュラルにしすぎると、疲れて見えたり手をかけていない人に見えたりして、やはり老け見えにつながります。
コスメコンシェルジュの筆者が、アラフォーからの「ちょうどいい」メイクに仕上げるコツや、厚塗り・薄過ぎを見分ける方法をご紹介します。
■NG厚塗りメイク
年齢を重ねると、肌の気になるところが増えていきますよね。気になるところを隠したいからといって、ファンデーションを重ねすぎてはいませんか? 遠目ではきれいに見えても、近くで見たらお面のような厚塗りになっていたら「残念メイク」です。
厚塗りになっていないかをチェックするには、メイク後、鏡に向かってにっこり笑ってみましょう。表情を動かしただけで目元や口元のファンデーションがヨレてシワが目立つようなら、それは厚塗りです。
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■NG薄塗りメイク
ナチュラルメイクはやさしげな印象を与えられますが、不機嫌に見られたり疲れているように見えることもあります。
薄塗りになっていないかをチェックするには、メイク後、自然光が入る明るい場所で自撮りをしてみましょう。「メリハリのないぼんやりとした顔に見える」「顔色がムラになっている」「顔映りが良いはずのトップスを着ても冴えない」と感じたら、それは薄塗りです。
周りに気を使わせてしまう前に「ちょうどいい」メイクテクを身につけましょう。
■アラフォーからの「ちょうどいい」メイクテクニック
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アラフォー以降は、肌全体をおおうような厚塗りメイクはNGです。また逆に、シミやくすみ、クマなどの隠したいところが隠しきれていない薄塗りメイクもNGです。
「ちょうどいいメイク」に仕上げるポイントは、以下の3つになります。
(1)ファンデーションの色を選ぶ
ファンデーションの色は、首の色と差があると違和感を与えます。特に、首より白い色で厚塗りをすると、顔が大きく見えてしまうこともあります。
いつも同じ色のファンデーションを買っている人も要注意です。肌色は季節によっても変化するため、色の更新はマメに行いましょう。
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(2)コンシーラー、カラー下地を活用
アラを隠すには、ファンデーションだけだと無理がある場合があります。コンシーラー、カラー下地をフルに使って丁寧にカバーしましょう。
(3)ツヤでナチュラルにカバー
気になるすべての部分を隠そうとせずに、仕上げにハイライトを使えば、光の効果でナチュラルにカバーできます。
いかがでしたか? 厚塗りや薄塗りに気がついたら、さりげなく美肌に見せるテクを使って今っぽい肌に仕上げましょう。
(美容ライター/コスメコンシェルジュ/ナチュラルビューティスタイリスト 稲毛登志子日本化粧品検定1級を取得後、複数のwebメディアで記事を執筆。「女性はいつでも、いつまでも輝き続けられる」をモットーに情報を発信中。)