『ドラえもん 0巻』、小学館初の発売前2度重版が決定 1巻は45年毎年重版

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2019年11月26日 17:02  マイナビニュース

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藤子・F・不二雄さんの人気マンガ『ドラえもん』で約23年ぶりとなる新刊コミックス『ドラえもん 0巻』(小学館)が、11月27日より順次発売される。これを受け26日、小学館本社では、小学館ドラえもんルーム室長・松井聡氏と、編集長・徳山雅記氏による記者懇談会が開催され、コミックスでは小学館初となる、発売前に2度の重版が決定していることが明かされた。

同作は、1969年に同社の『よいこ』『幼稚園』『小学一年生』『小学二年生』『小学三年生』『小学四年生』の6つの雑誌の1970年1月号で連載がスタート。各雑誌の対象読者別に描き分けられた6種の第1話が存在する。0巻には、その6種の第1話が収録される。

「0巻」は、同作の連載開始から50周年を記念して発売され、てんとう虫コミックスの『ドラえもん』では、1996年の第45巻発売以来、約23年ぶりの新刊となる。

同書には、各雑誌の連載開始号の前号に掲載された予告ページ、藤子・F・不二雄さんによるドキュメンタリーマンガ「ドラえもん誕生」、連載当時の背景を解説する記事ページなどが収録される。

また、この日の会では、『ドラえもん』が1974年の発売から45年にわたり、5.4カ月ペースで毎年重版されていることが明かされた。現在246刷、来月には247刷が決定しているという。

漫画は藤子・F・不二雄さんが1996年に亡くなった同年で終了しているが、松井氏によると、当時とほとんど変わらない姿で世の中に出続けているコミックスは無いと言い「装丁を変えながら今でも読まれているロングセラーは世の中にありますが、ほぼ45年間変わっていない単行本は珍しいと思います」と驚きを隠せない様子だった。

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  • 発売前に増刷なんて、昔のドラゴンボール並み
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