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「裁判員制度、何のため」=極刑回避に遺族―大阪・ミナミ通り魔

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2019年12月02日 19:00  時事通信社

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時事通信社

写真大阪・ミナミ通り魔事件で最高裁が上告を棄却したことを受け、被害者の南野信吾さんの遺影を前に記者会見する妻の有紀さん(右)と長女(左)=2日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
大阪・ミナミ通り魔事件で最高裁が上告を棄却したことを受け、被害者の南野信吾さんの遺影を前に記者会見する妻の有紀さん(右)と長女(左)=2日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ
 大阪・ミナミで2人が刺殺された通り魔事件で、最高裁が二審の無期懲役判決を支持した2日、亡くなった南野信吾さん=当時(42)=の妻有紀さん(49)は東京都内で記者会見し、「こんな判決を聞くために7年半も待ったのではない。裁判員裁判の死刑判決が覆されるなら、制度を導入した意味はあるのか非常に疑問だ」と涙ながらに訴えた。

 3人の娘と共に判決を聞いた瞬間、悔し涙が止まらず、しばらく席から立ち上がれなかった有紀さん。遺影を前に臨んだ会見では何度も声を詰まらせ、「制度導入前の判例と比べるのはおかしい。公平にというなら、2人を殺した被告は2度死ななければならない」と憤った。

 有紀さんの手を握り同席した長女(14)も「母の努力や一審で頑張ってくれた裁判員の気持ちも無駄になってしまった。制度の意味をもう一度考えてほしい」と目を赤くした。

 一審で裁判員を務めた会社員の男性(53)は取材に対し、「失望感しかない。死刑にならない悪い例を作ってしまい、被害者に顔向けできない思いだ」と声を落とした。 

このニュースに関するつぶやき

  • 裁判員裁判が悪いんじゃなく裁判員の判断を尊重しない裁判官が悪いんだよ。優先権変えることを求む。
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  • 「公平にというなら、2人を殺した被告は2度死ななければならない」の一言。本当にそうだよね。悔しいよね。
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