DeNAのドラフト1位ルーキー・上茶谷が178%アップに笑顔「スゴい嬉しい」

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2019年12月05日 17:10  ベースボールキング

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DeNAのドラ1右腕・上茶谷大河は178%UPで更改
◆ 即戦力として機能

 東洋大からドラフト1位で入団した上茶谷大河投手(23)が5日、はじめての契約更改に臨み「178%アップ」の4300万円でサインした。

 開幕から一度の抹消はあったものの、ローテーションをほぼ守り抜き、チーム内での投球回数134はエース・今永昇太に次ぐ2位、7勝6敗、防御率3.96の成績を残し、即戦力としてチームの本拠地初CSに貢献した。球団からも「先発として、1年を通して投げられたこと」を評価されたとし、「スゴい嬉しい」と笑顔を見せた。

 上茶谷は「1年を通して、(勝てなかった)最初の期間だったり、夏の勝てない時期など、いろいろ経験させていただいた。来年以降に繋がる1年間だった」と振り返り、「先発として、自分の力を1試合出しきった上で長いイニングを投げる」ことを来季に向けた課題に挙げた。

 また、「夏にバテがきた。体力的にしんどい」こともあり、克服のためにも「1月から(山崎)康晃さんのキャンプに参加して、長年ケガなくやっている方のトレーニング方法や、オフの過ごし方を学ぶ」ことを明かした。


◆ オリンピックにも「気持ちはある」

 東洋大の同期の試合は「毎試合見ていた」と語り、中でも甲斐野央の活躍は「シーズン中もオフ(侍ジャパン)も刺激になった。負けられない」と素直な感想を述べ、「ジャパンには入ったことがないので、(入ってみたい)気持ちはある。来年は自分も同じ舞台に」と、本拠地で行われる五輪にも意欲を見せた。 

 球団の新人記録である6連勝をマークし、カード頭や中5日も経験した背番号27は、「今年の134イニングを超えて2ケタ勝利を挙げ、今年よりもいい成績を残せるように」と“自分超え”を果たすべく、来季に向けて鍛練を続けていく覚悟だ。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

このニュースに関するつぶやき

  • ソフトバンクの甲斐野、横浜の上茶谷に比べると同じ東洋出身の中日の梅津はまだまだですね。3人がいい意味で競い合ってもらいたいですね。
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