『M-1』敗退の和牛、顔ぶれに「若返ってる」 結果に対しては「今までで一番無欲」と心境変化も

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2019年12月06日 17:02  Techinsight Japan

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『M-1』に対する心境の変化を明かした和牛
4日に『M-1グランプリ2019』の準決勝が開催され、22日の決勝に進む9組が発表された。9組中7組が決勝初出場というフレッシュな顔ぶれとなり、現在テレビ番組などにも出演している人気コンビやトリオも決勝を目前に敗退。2016〜2018年の直近連続3年準優勝し、今年こそは優勝かと注目されていた「和牛」(水田信二・川西賢志郎)も準決勝で敗退したが、準決勝前に収録されたラジオ番組で『M-1』への心境を語っていた。

事前に収録していた『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)で4日深夜の放送時にはすでに終わっているはずの『M-1』準決勝につき、川西賢志郎は「(決勝進出者は)ちょうどこの時間、(決勝戦の番組で使われる)上半身裸でファイティングポーズ取ってたりする時間ちゃう?」と想像すると、水田信二も「雑誌の取材受けたりとか…。すごい時間かかるんだよね、朝方ぐらいまでいっちゃうんだよね」と応じ、川西は「今ちょうどファイティングポーズ取っててほしいな…という思いでしゃべってますけどね」と断りを入れた。

そして今年の準決勝進出者の顔ぶれについて「若返っているな」と川西が印象を述べると、「若返ってる」と水田も同意。川西は「去年いた僕らより上の人が一斉にいなくなって、僕らなんかが上やな」と自分たちがベテランになってしまったことを語ると、水田が「ホンマにはよ卒業せんと」と切り出した。川西も「まあね。恩恵ももらったしね。もう今年やわ。卒業式せなあかんな」と同調すると、水田は「有終の美を飾りましょう。気持ち良くネタ、バーンってやって」と“優勝して卒業”をほのめかせた。

一方で2人は心境の変化も吐露。川西は「肩に力そこまで入ってないしね」とこれまでとの違いを明かすと、水田も「いい抜け感やわ。今までで一番無欲かもしれない、結果に対してはね。でも面白いのやりたいというのはものすごい貪欲にありますね。がっかりさせたくないし」と続けた。川西は「今まで毎年『M-1』のこと浮ついた感じで口にするのすらセーブしてきたけど、今、たとえば『まあ落ちてるかもしれませんけどね』とか(言っても)『別にもう言うていいか』ってなってきてるよね。前だったら嘘でもそんなボケせえへんかったし、そんなの絶対やったらアカン。これに関しては『負けてたまるか、あほんだら!』ぐらいの(意気込み)があったけどね。もう、やることやるだけだから」とどこか達観した様子も見せた。

最後は川西が「まあ楽しいにやって楽しいに見てもらえたら、それで言うことなしですわ」、水田も「楽しめるように頑張りましょう」と結んだ。準決勝敗退した和牛だが、今年優勝するためには22日決勝前に行われる敗者復活戦で勝ち、決勝に進む道が残されている。しかし16組から1組だけが選ばれるという狭き門。その16組は和牛の他にアインシュタイン、マヂカルラブリー、ダイタク、くらげ、セルライトスパ、ラランド、天竺鼠、錦鯉、カミナリ、東京ホテイソン、ロングコートダディ、四千頭身、ミキ、囲碁将棋、トム・ブラウンが、決勝を目指し復活をかけて戦う。

決勝出場者にはインディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、すゑひろがりず、ニューヨークの準決勝を勝ち進んだ9組がすでに決定している。

ネット上では「M-1準決勝の結果には驚いた」「準決勝を見た側からすれば決勝進出者の顔ぶれは至極真っ当」「敗者復活で内容見ずに投票するのはファンのすることではない。本当に心から面白くて、笑えて、その会場で一番だと思ったら入れたい」「お笑いって難しいなぁ。いや、お笑いが難しいんじゃなくて、お笑いにランクをつけるのが難しいのよね」などさまざまな意見が見受けられる。

画像2枚目は『M-1グランプリ 2019年12月4日付Instagram「M-1グランプリ2019 ファイナリスト」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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  • 本当に敗者復活からの優勝に期待してる。決勝残ったのと敗者復活枠を見て、面白いと思うの何組かいるが和牛が1番面白いと思う!
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