12月はボーナスやクリスマスがあることから、この時期は家族でお買い物に出かけることが増えてくることと思います。
パーティシーズンは、普段行くスーパーマーケットでも買い物に時間をかけることが多いのではないでしょうか。
今日は、現在オーストラリアの家庭で保育や家事のお手伝いをしてお給料をいただくお仕事をしている筆者がオーストラリアのスーパーマーケットにある素敵なサービスについてご紹介したいと思います。
スーパーに買い物に行くと、青果コーナーの一角にこんなバスケットが置いてあります!
それが、こちら!“Free fruits for kids”です!こちらはその名の通り、「お子さんのための無料のフルーツ」です!
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この日はバナナとリンゴ、洋ナシが置いてありました。毎回同じフルーツというわけではなく、その季節ごとに旬のフルーツが置いてあります。
筆者のファミリーのbabyはバナナが好きなので、毎回バナナをチョイスしています。リンゴや洋ナシはみんなそのままパクリとかじって食べています。日本では見ることがない光景ですよね。
ちなみに、リンゴもちろん皮を捨てるゴミ箱もあちらこちらに置いてありますので、心配する必要はありません!
簡潔に言うと、「ママやパパの買い物中、子どもたちもハッピーに過ごすことができるようにするため」です。至ってシンプルな理由です!
スーパーでの買いもの中、途中でお子さんがぐずりだして大変……なんて経験、一度はしたことがあるのではないでしょうか。
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「あれ買って!これが欲しい!」と泣いてみたり、ちょっと目を離したすきに商品を食べてしまっていたり。苦労したことがあるママ、多いと思います。筆者もよく床に寝転がって戦っている子どもたちを見かけます。
そんな時、フルーツがあるだけで子どもたちはハッピーになることができるとの考えです。買い物中、子どもたちが機嫌よく過ごしてくれれば、ママたちもハッピーでいられるのではないでしょうか。
初めてこのフルーツを見た時はとても驚きましたが、とても素敵なアイデアだと思いました! 子どもたちがハッピーでいることは、ママたちのハッピーにも繋がっているのです! シンプルだけど、日本では想像がつかないこのシステム。日本にも同じような制度が採り入れられればいいですね。
ちなみに、この日はクリスマスシーズンが近いということで、“Free gifts for kids”というものも置いてありました。
中身は工作用のペーパークラフトでした! 子どもたちを楽しませたり、喜ばせたりするための工夫がなされているオーストラリアのスーパー! ママに優しいですね!
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非常に穏やかでリラックスした国民性を持つオーストラリアの人々。買い物をしながら、子どもたちはフルーツをもぐもぐ。ですが、フルーツを食べても、他のおやつを見つけて欲しいと泣く姿もしばしば見られます。
そんな時、ためらうことなく商品を開封して子ども食べさせるママたち……。ママ曰く、「どうせお会計するんだから、今食べても大丈夫!」とのこと。確かにそうかもしれません、しかし日本ではありえないその感覚に筆者はカルチャーショックを受けずにはいられませんでした……。
そして猛暑日だったこの日はこんなサービスも。
「今日はすごく暑いので、この冷たい水を飲みながら買い物してくださいね!」とのこと。もちろん無料! どこまでもお客さんにやさしいオーストラリアのスーパーなのでした。
【画像】
※ PV productions / Shutterstock
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