フリマアプリ利用者の4割が「利益100円以下」でも出品することが判明 「不用品処分」「捨てるのがもったいない」

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2019年12月07日 08:10  キャリコネニュース

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メルカリ総合研究所は12月5日、フリマアプリ出品者の意識、実態調査の結果を発表した。調査は11月にネット上で実施し、アプリに出品したことのある12〜59歳の男女1030人から回答を得た。

自分が出品した商品が売れた瞬間の感情を聞くと、7割以上が「嬉しい・楽しい」(74.5%)と回答した。このほかにも「気持ちいい・スッキリ」(48.7%)、「もっと売りたい」(43.2%)などポジティブな感情を抱いていることが分かった。

利益100円以下でも出品する頻度、2割が「3回に1回以上」と回答

出品する際に、最低1000円以上の利益を見込む"高額取引利用者"に「嬉しい・楽しい」と感じる理由を聞いたところ、トップ3は「儲かったと感じる」(72.4%)、「無駄なく生活できていると感じる」(48.5%)、「使えるモノを捨てる罪悪感がなくなる」(39.7%)だった。

一方、100円以下の利益でも出品する"少額取引利用者"は「捨てる罪悪感がなくなる」(63.6%)、「無駄なく生活できていると感じる」(55.9%)、「儲かったと感じる」(52.5%)と順位が逆転した。

また、「100円以下の利益でも出品する頻度」を聞くと、過半数が「100円以下の利益で出品したことはない」(56.4%)と答えたものの、残りの2割は「3回に1回以上」(22%)と回答。中には「全ての出品が利益100円以下」(4.8%)という人もいた。

"少額取引利用者"の利用目的については「不用品を処分するため」(73.6%)が最多。2位以降は「捨てることがもったいない」(62.3%)、「お金を得るため」(59.2%)と続いた。

高額取引利用者と比較すると、「捨てることがもったいない」で15.7ポイント、「節約、お得に買い物をする」で9.1ポイント、「誰かの役に立つ」で11.3ポイント高い結果に。「フリマアプリにハマっている」と答えた人は、少額取引利用者(59.8%)が高額取引利用者(42.5%)を上回った。

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