フェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトンのF1における持続的な成功に感銘を受けていると認め、ハミルトンは今や伝説的存在であるミハエル・シューマッハーと肩を並べたと主張している。
ハミルトンは今季、自身6度目となる世界タイトルを獲得し、シューマッハーの7度のチャンピオン獲得という記録に手が届くところまで到達した。
ハミルトン自身が認めたように2019年は厳しい年であり、これには外部から観察していたアロンソも同意している。
「今、彼がF1でしていることは驚くべきことだ」とアロンソはイギリスの『Channel 4』に語った。
「彼とチームの組み合わせは非常に圧倒的なんだ」
「このチャンピオンシップは彼にとってかなり厳しかったと思う。フェラーリは強かったし、シーズンのある部分ではレッドブルも強力だった」
ハミルトンはシューマッハーと同じレベルで語られるべきかどうかと聞かれたアロンソは、そうするべきだと答えている。
「(彼がシューマッハーより優れているかどうかを)言うのは難しいと。少なくともルイスは同レベルにいると思う」
ハミルトンとメルセデスの現行の契約は来シーズンの終わりまで続く。34歳のハミルトンの将来に関する最近の憶測は、2021年にフェラーリ移籍の可能性があるというものが主となっている。
フェラーリとの将来の可能性について、元フェラーリのドライバーであるアロンソがF1のスーパースターのハミルトンにできるアドバイスは、決定を下す前に長く、そして深く考えること以外にはほとんどないという。
「とても個人的な答えになると思う」とアロンソは語った。
「彼は様々な要因のなかから、すべての可能性や要素を考慮して決定を下さなければならない。とても個人的なことだ」
「彼らにはともに成し遂げた成果があるから、おそらくメルセデスに対する忠誠心もあるだろう。それに、2021年に向けてメルセデスがどういう考えを持っているのかは、僕には分からないことだ」