アダルトビデオが食卓に!?ナイツ塙の母の豪快エピソードに志村けんら驚き『伝説の母ちゃん』

志村けん、黒木瞳、ナイツ（塙宣之、土屋伸之）が出演する『伝説の母ちゃん』（カンテレ・フジテレビ系）が、12月8日（日）16時5分から放送される。この番組は、芸能界きっての“お母さん子”の志村がお届けする“母ちゃん”バラエティで、居酒屋に集まった4人がお酒を飲みながら、惜しみない愛情で有名人を育て上げた母親たちの感動秘話を楽しんでいく。

まず番組では、黒木の“母ちゃん”武子を紹介。福岡で大衆食堂を切り盛りし、地元でも評判の美人おかみだった武子のエピソードを、黒木の半生と共に振り返る。教職に就かせたい父親の反対を押し切り、故郷から遠く離れた宝塚音楽学校へ進学した黒木と、そんな黒木を支え続けた武子。そんな武子が、芸能生活20周年を迎えた黒木に宛てた手紙が紹介されると、今は亡き武子に思いをはせた黒木の目からは涙が。そんな母と娘の美しい物語に、志村も目頭を熱くする。

収録後、番組の感想について、志村は「黒木さんのお母さんの話に共感してちょっと泣いちゃいましたけど、やっぱり良いなあって思いました。改めて『お母さんありがとう』って常に思える毎日を過ごせたらいいですね」、黒木は「どのお母さんのお話でも共感できるっていうところに、母の愛の大きさを感じました。母の日だけではなく、お母さんには365日『ありがとう』って気持ちしかありません。毎日がカーネーション、ですね」と、あらためて母親への感謝の気持ちを語った。

お互い久しぶりの共演については、「楽しいの一言ですね。でもどうしても緊張しちゃうんですよ。コントをやってる時は役になり切ってるからいいんですけど、素だと目を見ても照れるっていうか……（笑）」と、シャイな一面をのぞかせた志村。対する黒木は「子供のときから見ていた志村さんと、こうしてお酒を飲みながら母のことを知ってもらえるなんて、母が生きていたら大喜びすると思います。今日は酔っているので、明日報告します（笑）。本当にぜいたくすぎる時間でした」と、憧れの志村とお酒を飲みながら“母ちゃん”について語り合う収録を笑顔で振り返った。

大御所2人とお酒を飲みながらの収録を終え、ナイツの塙は「なかなか良い経験をさせていただきましたね。初めはすごく緊張したんですけど、志村さんと同じペースで飲んだら酔っぱらってきちゃって……2杯飲んだくらいから全然緊張しなくなりましたね（笑）」と振り返り、土屋は「しかも大御所2人の涙を見られるっていう……。正直一人で（VTRを）見てたら泣いちゃうんでしょうけど、同じ空間だから緊張してオロオロしてしまい、涙が出る余裕はありませんでした」と、進行役ならではの感想を述べた。

さらに、番組では芥川賞作家でミュージシャン、映画監督としても活躍する辻仁成の“母ちゃん”恭子を紹介。自宅で当時としては珍しい欧風料理の教室を開き、レシピを伝授するだけではなく、軽妙な話術で人生の手ほどきもしていたという恭子が思春期を迎えた辻に、作家を志すきっかけを与えた言葉とは？　さらに数十年後、シングルファーザーとして子育てに悩む辻に光を差し伸べた恭子の言葉とは？　SNSで紹介されるやいなや大反響を呼んだ恭子の名言の数々に出演者全員も思わずうなる。しかし、VTRを見た志村は、自身とは異なる家庭環境と比較して思わず愚痴が……。

そのほか、“ナイツ・塙宣之”、“兄・はなわ”という2人の芸人を含む3兄弟を育て上げた“母ちゃん”由美子の子育て術を紹介。「アダルトビデオが食卓に!?」など由美子の豪快エピソードに、志村、黒木、土屋も驚き！　さらに、芸人・塙の人生を変えた由美子のプロデュース力とは？