松田次生の愛車2020年型GT-R NISMOが先導するパレードランも実施。タイムアタックはHKSがトップに/ニスモフェスティバル2019

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2019年12月08日 14:01  AUTOSPORT web

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ニスモフェスティバル2019
日産自動車とニスモは12月8日、富士スピードウェイでファン感謝イベント『NISMO FESTIVAL 2019』を開催。早朝から多くのモータースポーツファン、ニスモファンが駆けつけた。
 
 朝から晴天に恵まれた富士スピードウェイ。22回目の開催となる今回は、GT-RとZの誕生から50周年という節目と重なることから、オーナー参加型のパレードランや撮影会などが企画されている。

 8時からは『NISMO CARS/GT-R&Z 50th パレードラン』が行われ、先頭は松田次生が購入したばかりの自身の愛車『2020年型GT-R NISMO』のハンドルを握り、その後ろにオーナー自身のドライブによる130台以上のGT-RやZが走行した。

 パレードランに続き、コース上では1970年前後の名車27台による『NISSAN ヒストリックカーエキシビションレース』、Z33/Z34ユーザーによるイベント『Zチャレンジ・エキシビションレース』も行われた。

 また、今回が初めてのプログラムとなる、サーキットタイムアタック専用に作り込まれたハイパワーマシンによる『タイムアタックエキシビション』も開催され、1000馬力以上のマシンから迫力あるエンジンサウンドが響き上がった。結果は、谷口信輝がドライブするHKS ニッサンGT-R(R35)が1分38秒607のトップタイムを叩き出した。

 谷口は「今日は38秒代でしたが、以前は34秒代を出したこともあるので、まだまだいけいます。中古車市場で、35GT-Rの価格帯が手が届きやすくなっています。チューニングカーの楽しさをもっと伝えて、業界を盛り上げていきたい」とコメントした。
  
 昼前にはコース上でウエルカムセレモニーを実施。松田次生、ロニー・クインタレッリ、平手晃平、佐々木大樹、ジェームス・ロシター、高星明誠、ヤン・マーデンボロー、近藤真彦監督をはじめ、NISMOモータースポーツ活動に関わる監督、ドライバー、NISMO名誉顧問、NISMOエグゼクティブアドバイザー、NISMOアンバサダー、レースクインが一同に集まった。

 松村基宏COOは集まったファンに向けて「2019年シーズンは大変苦しい戦いが続くなか、熱い応援をありがとうございました。前半は飛ばしすぎてしまい、後半は苦戦を強いられました。2020年シーズンに向けて、ドライバー、エンジニアとともに一丸となって臨みたい。ぜひ期待してください」と語った。

 ドライバーを代表して挨拶した松田次生は「今日は清々しいお天気になって本当によかった。今シーズンはランキング3位となってしまったが、ここにいるドライバーはみんなチャンピオンが欲しいと思っています」とコメント。

「僕は市販車のGT-R NISMOを購入して、貯金も苦しくなってしまいました(笑)。GT-Rは本当に良いクルマなので、もっと良い結果を残してみせます。今日はイベントを楽しみましょう」

 グランドスタンド裏のイベントエリアでは、ニッサンGT-Rニスモ2020年モデルのトークショーやレースクイーンによるステージ&フォトセッション、スーパーGTドライバーのサイン会などが行われ、多くのファンがイベントを楽しんでいた。

 今回の走行及び展示車両は、GT-R(レースカー)34台、GT-R(市販車/市販車ベース)57台、スカイライン(レースカー&市販車、フェアレディZ(レースカー)10台、フェアレディZ(市販車/市販車ベース)61台、そのほか103台、合計273台に登った。

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