【まとめ】いらない服は捨てずにリサイクルへ、ファッションブランドの衣類品回収サービス14選

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2019年12月09日 13:02  Fashionsnap.com

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ファッション業界ではサステナビリティーを重視した取り組みが広まり、衣類の回収を受け付けるブランドや企業が増えています。年末の大掃除に合わせて服の断捨離を計画している人は、いらない服を捨てずにリサイクルしてみては?「ユニクロ(UNIQLO)」「ジーユー(GU)」「無印良品」「H&M」「ザラ(ZARA)」など、衣類品の回収サービスを展開しているブランドをまとめました。
(※いずれも2019年12月6日時点の情報)

UNIQLO・GU
 ファーストリテイリンググループの「ユニクロ(UNIQLO)」と「ジーユー(GU)」は、全店舗に両ブランドが販売した商品を回収するリサイクルボックスを設置。回収された衣類は難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人に届けられます。
 また、今年からユニクロではダウン商品のリサイクルを実施。布部分に汚れやしみがあるもの、ファスナーなどのパーツが破損しているものも対象となります。収納バッグなど、商品の付属品がなくても回収可能とのこと。ダウン商品はリサイクルボックスではなく、店頭スタッフがいるレジで常時回収を受け付けています。回収したダウン商品は2020年秋冬シーズンから再利用する予定。なお、2020年1月9日までの期間はウルトラライトダウン1枚につき、税別5,000円以上の買い物の際に利用できる1,000円の割引券1枚を配布しています。
■ユニクロ・ジーユー 全商品リサイクル活動期間:常時対象商品:ユニクロ、ジーユーの製品のみ実施店舗:国内のユニクロ・ジーユー全店舗回収方法:店内の回収ボックス、店舗スタッフまで問い合わせ特設ページ■ユニクロのダウンリサイクル期間:常時対象商品:ユニクロのダウン商品実施店舗:国内のユニクロ全店舗回収方法:レジに持参特設ページ
 
無印良品
 無印良品で販売した衣料品全般の回収を常時行っており、MUJI passport会員は1回の回収でその場で1,000マイルが付与されます。回収された繊維製品はバイオエタノールなどにリサイクルされるほか、状態が良いものは染め直した上で限定店舗で再販売されています。
■無印良品 BRINGプロジェクト期間:常時対象商品:無印良品の繊維製品全般(衣料品、タオル、シーツ、カバー類など ※下着、くつ下を除く)※店頭回収は洗濯した上で持参実施店舗:国内の無印良品店舗※無印良品一部店舗(西友インショップ各店)、Cafe & Meal MUJI 各店では未実施回収方法:店舗スタッフまで問い合わせ特設ページ
 
H&M

 「H&M」では、ブランドや状態を問わず衣料品の回収を国内全店舗で常時受付中。片方だけの靴下や古いシーツも持ち込むことができます。点数に限らず、いらなくなった衣類を詰め込んだ袋1つにつき、3,000円以上の買い物の際に使える500円割引のクーポンが進呈されます(1人1日最大2枚まで)。
 回収された衣類のうち、まだ着用できるものは古着として世界の市場で販売、もしくはリメイク用の材料や清掃用品などに再利用。再着用・再利用できない布地は新たな繊維としてリサイクルされるほか、自動車産業などの制振材や絶縁材などに使用されます。
■衣類回収プログラム期間:常時対象商品:衣服、毛布、帽子など(ブランド不問)※回収できないもの:バッグ、靴など対応店舗:国内のH&M全店舗回収方法:レジに持参特設ページ
 
ZARA
 国内の全店舗に設置した回収用コンテナで商品リサイクルを受付中。ブランドは不問で、衣類のほかにホームファブリックも対象となっています。回収された商品や衣類は分別・分類され、適切な用途に活用されます。
■ZARA 衣料品リサイクル期間:常時対象商品:衣類、ホームファブリック(ブランド不問)実施店舗:国内のザラ全店舗回収方法:店内の回収コンテナ

ライトオン
 ライトオンは他社製品を含む衣類品全ての回収を実施。回収後は400種類以上に分類され、状態や素材などに応じて適切に処理しています。持ち込める袋の大きさや素材、色は不問。数も無制限です。なお持ち込んだ衣類1袋につき、5,000円以上購入時に利用できる500円のクーポン券を、一部店舗では大人向けのジーンズ1本につき500円のクーポン2枚を付与しています。
■リユースプロジェクト期間:常時対象商品:衣料品すべて(ブランド不問)※回収できないもの:靴・靴下・下着・バッグ・帽子等の雑貨類、激しく汚れていたり濡れているもの実施店舗:特設ページ参照回収方法:店舗スタッフまで問い合わせ特設ページ
 
ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング
 ユナイテッドアローズの「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」では、ダウン製品の回収を実施中。回収したダウン製品は、羽毛のリサイクル社会を目指すプロジェクト「グリーンダウンプロジェクト(Green Down Project)」に提供されます。12月2日からはキャンペーンとして、ダウン製品を持参すると「エコストア(ecostore)」の洗剤のミニボトルを受け取ることができます。
エコストアのミニボトル(※12月2日〜15日まで提供)
■「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」グリーンダウンプロジェクト期間:常時対象商品:ダウン混率50%以上のダウン製品(ブランド不問)実施店舗:ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング、ワークトリップアウトフィッツ グリーンレーベル リラクシング、ルロウ グリーンレーベル リラクシング 各店舗(オンラインストアは除く)回収方法:レジに持参■キャンペーン概要期間:2019年12月2日(月)〜12月15日(日)ノベルティ内容:期間中、対象のダウン製品を持参した人に「エコストア(ecostore)」の洗剤のミニボトルを進呈。また、持ち込んだ当日に税込1万円以上購入した人は、同ブランド洗剤のフルボトル(500ml)が贈られる。
 
アーバンリサーチ
[[https://www.youtube.com/watch?v=i9zdXHjeQU4]]
 「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」でも羽毛製品の回収を行う「グリーンダウンプロジェクト(Green Down Project)」を実施中。ダウンだけではなく、羽毛布団の回収にも対応します。対象商品は、品質表示の組式の「ダウン率」が50%以上のもの、またはグリーンダウンプロジェクト「VIRGIN DOWN」のハングタグ(吊り札)が購入時に付いている商品。
■アーバンリサーチ「グリーンダウンプロジェクト」期間:常時対象商品:羽毛製品※品質表示の組式の「ダウン率」が50%以上のもの※グリーンダウンプロジェクト「VIRGIN DOWN」のハングタグ(吊り札)が購入時に付いている商品実施店舗:URBAN RESEARCH、URBAN RESEARCH DOORS、URBAN RESEARCH Store、URBAN RESEARCH ROSSO、かぐれ、KBF、SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH、URBAN RESEARCH Sonny Label、URBAN RESEARCH warehouseの全9ブランドのうち、回収ボックスを設置している店舗回収方法:回収ボックス特設ページ
 
アディダス
回収ボックス「コレクターズ・ボックス」(2019年6月撮影)
 「アディダス(adidas)」が実施している「TAKE BACK PROGRAM」では、全国の直営店のうち14店舗に「コレクターズ・ボックス(Collectors box)」を設置し、ブランドを問わず使用済みの衣類やシューズ、バッグを回収しています。手順は、リサイクルしたい製品を持って最寄りの対象店舗に来店し、店頭のコレクターズ・ボックスのQRコードをスキャンしてメールアドレスを登録した後に製品を箱の中に入れるだけ。製品提供者には15%オフのクーポンの配布やスペシャルイベントへの招待といった特典が用意されています。
■TAKE BACK PROGRAM期間:常時対象商品:衣類、シューズ、バッグなど(ブランド不問)※回収できないもの:靴・靴下・下着・バッグ・帽子等の雑貨類、激しく汚れていたり濡れているもの実施店舗:アディダス ブランドコアストア 札幌、大阪、池袋、名古屋、広島、福岡、仙台、六本木、渋谷、お台場、新宿、原宿、二子玉川、京都回収方法:店頭の「コレクターズ・ボックス」特設ページ
 
パタゴニア
 「パタゴニア(Patagonia)」では2005年にリサイクルサービスを開始し、これまでに累計82トンを回収したそう。店頭に設置した専用ボックスで回収を受け付けているほか、パタゴニアの流通センターに送付することもできます。回収した製品は新しい繊維や生地にリサイクル。回収時点で素材としての価値があるものや、まだ十分に使える状態の製品については別の用途に使われるほか、古着として再利用されます。
■Worn Wear期間:常時対象商品:パタゴニア製品のみ実施店舗:直営店22店舗全店回収方法:店頭の回収ボックス、弊社倉庫またはカスタマーサービスに送付(送料別途発生)送付先:341-0059埼玉県三郷市インター南1-4-2 GLP三郷III 2F日本ロジスティック内パタゴニアDC「コモンスレッズ・パートナーシップ」係電話番号:0800-8887-447特設ページ
 
ゴールドウイン
 「ザ ノース フェイス(THE NORTH FACE)」「ヘリー ハンセン(HELLY HANSEN)」などを展開するゴールドウイン(GOLDWIN)はブランドや製品状態を問わず回収に対応しています。服のみを対象をとし、持ち込む前の洗濯が必要。持ち込み点数は問わず、一日の持ち込み回数は1回まで。提供者には500円分のクーポンが付与されます。
■GREENCYCLE期間:常時対象商品:ウェア(ブランド不問)※回収できないもの:下着、靴、バッグ、靴下、帽子、手袋などのアクセサリー実施店舗:特設ページ参照回収方法:レジに持参特設ページ
 
スノーピーク
 日本全国の直営店の回収箱で、テントや衣料品等の布製品の回収を実施しています。回収された製品は、特殊技術により衣類の原料となる再生ポリエステル樹脂となり、その樹脂をポリエステル繊維に組み替えてロングスリーブTシャツなどを製造しています。持参した人にはオリジナルステッカーを進呈。
■SNOWPEAK RyCYCLE PROJECT期間:常時対象商品:テント、タープ、シュラフ、衣料品(ブランド不問)※回収できないもの:靴、カバン、アクセサリー実施店舗:スノーピーク直営店回収方法:レジに持参特設ページ
 
ワコール
特設ページより
 ワコールでは毎年、不用なブラを環境にやさしい燃料に変える「ワコール ブラ・リサイクル」を実施。13回目となる今年は12月1日から2020年3月31日まで、一部店舗で他社製品を含めブラの回収を受け付けています。オリジナルのリサイクルバッグにリサイクルに出したいブラを詰めて店頭で渡すと、1袋につき市販の切手1枚を受け取ることができます。リサイクルバッグは各店舗で無料配布中。回収したブラは開封せず厳重に保管し、処理工場へ送られた後も開封することなく加工作業が行われるので安心です。ブラ持参の際、過去のバッグを使用するのも問題ないとのこと。
■ワコール ブラ・リサイクル期間:2019年12月1日(日)〜2020年3月31日(火)対象商品:ブラ(ブランド不問)実施店舗:特設サイト参照回収方法:リサイクルバッグに入れた上で店頭で回収特設ページ
イトキン
 イトキンが展開するウィメンズ6ブランドでは、12月1日から22日まで期間限定で過去に販売した商品の回収を行っています。回収対象商品は各ブランドのウェア製品で、1回につき9点まで。特典として、持ち込み商品1点につき、持ち込んだ店舗で利用できる1,000円分のチケットが手に入ります。
■イトキン 衣料品回収キャンペーン期間:2019年12月1日(日)〜12月22日(日)対象商品:各ブランドのウェア※回収できないもの:バッグ、靴、服飾雑貨など実施店舗:ジャンニ ロ ジュディチェ、ジョルジュ レッシュ、クリスチャン オジャール、クリスチャン オジャール リベルテ、メゾン ドゥ サンク(Sサイズショップ)、モジュレーション 各店舗回収方法:ショップに持参
 
洋服の青山
 「洋服の青山」ではスーツやワイシャツから、ベルトや靴などの小物類まで幅広く回収を受付中。下取りすると、10%オフのクーポン券を配布しています。回収点数は1人1アイテムにつき5点まで。
■洋服の青山 スーツの下取りサービス期間:常時対象商品:ワイシャツ、ブラウス、スラックス、スカート、シューズ、バッグ、ベルトなど(ブランド・状態不問)実施店舗:洋服の青山 全店回収方法:店舗スタッフまで問い合わせ特設ページ
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