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与党議員も「そんな馬鹿な」と思ってる? 「桜を見る会」問題で援護射撃が少ない理由

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2019年12月10日 08:00  AERA dot.

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写真「桜を見る会」追及本部の会合で、内閣府などの担当者ら(手前)に質問する野党議員ら/12月3日、国会内 (c)朝日新聞社
「桜を見る会」追及本部の会合で、内閣府などの担当者ら(手前)に質問する野党議員ら/12月3日、国会内 (c)朝日新聞社
 支離滅裂な説明で「桜を見る会」問題の追及から逃れようとする安倍政権。その姿に、野党のみならず与党議員さえも思うところがある様子。この問題をめぐる与野党議員の姿勢を取り上げたAERA 2019年12月16日号の記事を紹介する。

※【「モリカケ問題」の教訓が生きた? “二つの戦略”で「桜を見る会」問題から逃げる安倍政権】よりつづく

【図を見る】「桜を見る会」を巡る疑惑と安倍政権の説明はこちら

*  *  *
「桜を見る会」をめぐって顕著なのは、安倍政権を支える与党議員からの援護射撃が少ない点だと、ある野党幹部は言う。

「本来であれば、もっと野党に対する攻撃が、与党の個別の議員から飛び出してもいいはず。それが出ないのは、『シュレッダーにかけたのは予定通り』『データは復元できない』『バックアップデータは公文書にあたらない』といった官邸の説明に、腹の中では納得していないから。そればかりか、そんな馬鹿なと思っているからですよ」

 官邸が「桜を見る会」をめぐる問題を沈静化できないのは、会への招待者を含め関係者があまりにも多く、モリカケのときのような官邸主導の事実上の隠蔽工作が不可能だからだ。

 そこで、安倍政権が選択したのが、日米貿易協定などの重要課題さえも早々と処理して、会期を延長せず臨時国会を閉じて「逃げ切り」を図る戦法だ。政府関係者はこう本音を漏らす。

「新しい爆弾が飛び出さない限り、逃げ切れるだろう。この問題をきっかけに、安倍首相が、来年の通常国会の冒頭に解散に打って出る可能性はほぼない」

 一方の野党は問題発覚後、立憲民主党や共産党などが合同の追及チームを結成。その後、問題が拡大するとみるや、これまでにない大規模な野党合同の追及本部を設置して共闘する体制を固めた。ある野党の幹部は、モリカケ問題への対応を念頭にこう話す。

「今回は、桜を見る会に関する資料を独自に入手した共産党がカギだった。いつもは、野党内にも共産党アレルギーの濃淡があるため、国会で野党がひとつになって政府を追及するには時間がかかるが、今回はほぼ独自情報は共産党頼りだった」

 その一方、立憲民主党と国民民主党は解散総選挙を念頭に、両党が一つになる方向での話し合いを水面下で進めている。対等な「合併」なのか、野党第1党の立憲民主党に国民民主党が「吸収」される格好なのか。その主導権争いが、問題追及と同時並行で行われていたのも事実だ。

 参院選で躍進したれいわ新選組代表の山本太郎氏は、早々とその主導権争いに見切りをつけ、次の総選挙では全ての選挙区で独自候補を擁立する方向に舵を切った。山本氏が事実上、立憲民主党を見限ったのだと関係者は言う。

「確かに桜を見る会は大問題だけれども、それは解散総選挙の大義にはならない。結局、野党の旗印は消費税しかないと山本氏は考えている。山本氏は本来、消費税廃止を主張しているのに、野党共闘のため5%にするとまで譲歩した。にもかかわらず連合の顔色を窺い、乗ってこなかった枝野幸男代表では、政権交代はおろか、現状以上の議席確保も難しいと判断した」

 とはいえ、桜を見る会の問題は、国会が閉じたとしても首相の説明責任がなくなるものではない。朝日新聞の投稿欄にこんな投稿があった。

「内閣府 ない、かくす、と聞こえる」。問題が沈静化する気配はない。(編集部・中原一歩)

※AERA 2019年12月16日号より抜粋

このニュースに関するつぶやき

  • やはり消費税5%で既存野党が団結することは無いのだろう。という事で次の選挙も自民の一人勝ちは確定。立憲がれいわに取って変わる、という結果か?
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  • モリカケのときのような官邸主導の事実上の隠蔽工作が不可能だからだ。←ん?にも関わらずなんの証拠も出せね〜じゃん🤪結局疑惑、疑惑って言ってるだけ〜🤪
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