『テラスハウス』東京編・第25話ーーペッペの告白に春花が出した答えは? 流佳の嬉し涙と突然の卒業ラッシュも

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2019年12月10日 10:21  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第25話が、本日12月10日に配信された。


(関連:『テラスハウス』東京編:第21〜24話ーー愛華と花の口論は“嫉妬心”が原因?


 ペッペの告白に対して、春花が考えをまとめ、返事をしようとするシーンで終わった第24話。今回はその春花の導き出した答えが明らかになるところから始まった。


 春花は“よく考えた”と前置きした上で、ペッペに「すごくよく考えて……うーん……付き合うとは思わなかった」と伝える。付き合いに至らなかった決め手については、「2カ月間一緒に住んだじゃん、テラスハウス。でもその間でペッペと私が二人でしゃべったのってあんまり……(なかった)」と明かす春花。ペッペが忙しかったこともあり、二人はなかなかデートに行けなかった。春花はそんな心の距離が気がかりだったのだろう。ペッペは締め切りの前日に、辛辣な結果を目の当たりにすることになってしまった。


 今回ペッペは、事の顛末をすべて英語で凌に説明するという珍しい姿を見せる。日本語ではなく、英語で話すペッペはいつもより勢いがあった。冗談を織り交ぜつつも、失恋したことによる動揺が大きかったからか、いつもより早口で話を進めていくペッペ。今回の春花との出来事について「最終的には3回しかデートに行けなかった」と振り返る。凌はそれに対して「できることは全部やったもんな」と友の健闘を讃えた。「友達から恋愛に変わるとき、それが下手なんだ。いつもふられるか友達のままのどっちがなんだ」と自身の恋愛について語るペッペは、やはりどこか悲しそうだ。ルックスも良く、会話上手で盛り上げ役のペッペが、恋愛には不器用だという意外な姿が明らかになった。さらにペッペの「彼女がいなくなると知って気付いたんだよ。僕がここにいた理由の一つは、彼女のこともあったからだって」という言葉からは、卒業の意思が漂う。


 一方で、リビングには流佳と春花の姿が。お互いに伝えたいことがあると言い、見つめ合う。先に春花が卒業することを切り出した。流佳は「知っていた」と言い、「結論を言うと俺も明日の夜言う予定だった」と続け、卒業することを打ち明ける。ついに初期メンバーが全員卒業を迎えるテラスハウス。いよいよ本格的に次のステップに移るときがきた。


 流佳は、自身の卒業のためにテラスハウスメンバーにサプライズを用意していた。それは、テラスハウス内で散々バカにされた“ブロッコリーパスタ”をオリジナルレシピにアレンジして、リベンジすること。料理教室に通い、先生と練ったレシピで、ブロッコリー入りのカルボナーラ“カルボッコリーパスタ”を作る。麺から手作りで、トロフィエパスタと呼ばれる細く短いパスタを使ったカルボッコリーパスタに、一同は感激。そんな様子を見て、思わず泣き出す流佳に凌は心配そうに「どうしたの? めちゃめちゃ美味しいよ?」と声をかける。流佳は「うれしかった、料理を褒めてくれて」と絞り出すように口にした。一つの失敗で腐らずに、パワーアップしてみんなに披露する強さこそ、流佳の魅力だろう。


 さらにサプライズは続き、流佳はみんなに英語でスピーチを披露する。「テラスハウスに来た時と比べて自立することができてきたと思っています。少しずつでも成長できたと思います。いつだってみんなは僕のことを助けてくれました。えー……。僕は明日テラスハウスを卒業します」。序盤は笑顔で聞いていたメンバーだが、スピーチの中で突然卒業が発表されたため、花や愛華は大粒の涙を流した。明日の朝、流佳と春花はテラスハウスを去る。


 ありえないほどのティッシュの山から、昨晩の卒業セレモニーの衝撃が伺えた。花は「私は涙は明日においてきた」と呟き、もうこれ以上今日は泣かないことを決意。そんな花の発言に、凌はなぜか隣にいる愛華の膝に腕をかけながら「昨日じゃなくて?」と聞き返す。花は「昨日に置いてきた」と笑いながら修正していた。凌の愛華への“膝ポンポン”は愛なのか単なるコミュニケーションなのか、スタジオでは物議がかもされる。


 大荷物を抱えて登場した流佳と春花は、いよいよテラスハウス卒業へ。それぞれ全員とハグを交わしていく。東京編での卒業シーンで、全員が揃って見送るのは、ケニーと莉咲子の卒業以来。残ったメンバーは、お互いに励まし合う。そんな中、凌が「新しい人が入ってきても、みんなで仲良くしよう」と呼びかけ、その気持ちに応えるかのように愛華もまた「ちゃんと歓迎しよう」と提案した。


 この日は、ペッペの描いた連載漫画の第1話が掲載された『週刊ビッグコミックスピリッツ』(2019年46号)の発売日。ペッペは、コンビニでニコニコしながら『スピリッツ』を手に取り、たくさん購入する。帰ると、愛華の手にも『スピリッツ』が、そして凌はなんと3冊も買っていた。それぞれ、メンバーの門出を祝う。


 そんな中、ペッペがみんなにスイーツの“ティラミス”を作ったと振る舞った。そして、ペッペは「僕は今日……卒業します」と衝撃の事実を伝える。ティラミスには「元気つけて」という意味があったため、最後に作ったという。卒業の理由については、「しんどすぎる。時間、全くない」と連載漫画の仕事が忙しくなってしまったからだと説明。おそらく、春花がいなくなってしまったことも理由の一つにあるだろう。限られた時間の中、テラスハウスを盛り上げていたペッペ。寂しそうに俯きながら、「楽しかった、ほんとに」と振り返った。


 一気に3人が卒業し、残されたのは凌に熱い視線を向ける花と愛華。そして、いまのところ、テラスハウスに気になる人はいない凌だった。これから参加する3人のメンバーによって、また新たな展開が生まれるのか。今回は次のメンバーのヒントが全く明かされていないため、どんな人物が入居するのか楽しみだ。(文=Nana Numoto)


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