英ベアトリス王女、父アンドルー王子のスキャンダルで婚約パーティーを自粛

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2019年12月10日 11:52  Techinsight Japan

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婚約パーティーをやむなく中止したベアトリス王女
9月末に恋人エドアルド・マペッリ・モッツィさんとの婚約を発表したエリザベス女王の孫ベアトリス王女が、今月18日に予定していた婚約パーティーを中止していたことが明らかになった。スキャンダルで公務を自粛中の父アンドルー王子の影響によるものと見られている。

今年9月、エリザベス女王の次男アンドルー王子と元妻セーラ・ファーガソンさんの長女ベアトリス王女(31)が、恋人エドアルド・マペッリ・モッツィさん(36)との婚約を発表した。「人生の新たな冒険の始まりに胸を高鳴らせ、結婚式当日を今から心待ちにしています」とのコメントとともに、イタリアで婚約したことや挙式は来年になることなどを明かし、母セーラさん、妹のユージェニー王女らも心から祝福していた。

そんな幸せの絶頂にいた一家であったが、ベアトリス王女の父アンドルー王子が未成年少女の人身取引の疑いで逮捕され、勾留中に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン被告との関係について取り沙汰されるようになると、事態は一変した。先月インタビューに応じたアンドルー王子は「3度にわたり王子から性交を強要された」と主張している被害者の1人バージニア・ロバーツ・ジュフリーさん(当時17歳)の言い分を、

「会ったことはまったく記憶にない」

と完全に否定したばかりか、彼女の腰に手を回したツーショット写真についても不正に加工された可能性を示唆するなど身の潔白を懸命に主張。そんな王子の一連の釈明には世間から冷たい視線が集中し、同時に被害者への配慮に欠けた言動にも非難が殺到する結果を招いたのであった。事態を重く受け止めたアンドルー王子は後に「当面の間、公務から退く」ことを発表した。

父親のスキャンダルが世界中のメディアの注目を集めるなか、婚約中のベアトリス王女はお祝いムードを自粛、今月18日に予定されていたエドアルド・マペッリ・モッツィさんとの婚約パーティーをキャンセルしたことを『Mail on Sunday』『The Sun』などが報じている。英メディアによれば、2人はロンドンの「チルターン・ファイアーハウス」(Chiltern Firehouse)にて盛大な婚約パーティーを開催予定で、招待状もすでに送付済みだったとのこと。しかしスキャンダル渦中の父アンドルー王子がパパラッチに追われるだろうという懸念や、大物セレブ御用達の超高級ホテル&レストランでのパーティーは世間からの風当たりをより一層強めると考えたベアトリス王女は、このたびのパーティー開催を諦めなければならなかったようだ。

米芸能情報メディア『Us Weekly』によれば、ベアトリス王女とエドアルドさんは「チルターン・ファイアーハウス」での豪華なパーティーの代わりに、友人宅にてささやかな集いを企画しているとのこと。また同メディアのポッドキャスト番組では、妹のユージェニー王女とベアトリス王女がこの辛い時期を姉妹で団結して父親を支える意向である一方で、エプスタイン被告と関わりを持った父親に対し「大きな過ちを犯した」と世間と同様の考えを持っているようだ、と関係者が明かしている。

アンドルー王子が王室メンバーとしての務めを一時的に見合わせると発表したことで、ベアトリス王女は妹ユージェニー王女が昨年10月にウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で行ったような豪華な式を挙げるのは「難しいのではないか?」とも言われており、英王室に詳しいマーレン・コーニグさんは英紙『Express』に対し

「ベアトリス王女は、父アンドルー王子の巻き添え被害に遭ったようなものですよ。」
「彼女が生中継も入れず、人目を避けたひっそりとした結婚式を挙げ、後日ほんの数枚の写真が公開されるだけだとしても私は驚くことはないでしょうね。」

と地味婚になることを予測している。ちなみに世間は「父親のスキャンダルのせいで、幸せの絶頂から突き落とされてしまった」「本当に気の毒」とベアトリス王女を同情する意見があがっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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