日本公開50周年記念 『イージー★ライダー』再公開&『アメリカン・ドリーマー』初公開へ

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2019年12月10日 12:02  リアルサウンド

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『アメリカン・ドリーマー』(c)Palaris Communications.inc

 デニス・ホッパーに迫る異色のドキュメンタリー映画『アメリカン・ドリーマー』が、2020年2月1日に公開されることが決定した。


 監督第2作『ラストムービー』、ドキュメンタリー『デニス・ホッパー/狂気の旅路』が12月20日に公開されるなど、再び注目を集めている俳優にして作家のデニス・ホッパー。2020年は、監督第1作にして、全世界に衝撃を与えた『イージー★ライダー』の日本公開50周年となる。


 ホッパーは、監督第2作として「映画とは何か」を問いかける『ラストムービー』に取りかかった。ピーター・フォンダ、トーマス・ミリアン、ミシェル・フィリップス、サミュエル・フラーなど豪華出演陣を起用してペルーの山村で撮影したフィルムをニューメキシコ州のD・H・ロレンスの元別荘に持ち込んだホッパーは、1年以上かけて編集作業に没頭する。そこへドキュメンタリー映画を撮りたいと現れたのが、フォトジャーナリストとしてユージン・スミスの「ミナマタ」の出版に携わり『明日に向って撃て!』のスチール写真モンタージュも担当したローレンス・シラーと、ゴダールの『勝手にしやがれ』のリメイク『ブレスレス』や『パリ、テキサス』の脚本家L・M・キット・カーソンだった。


 シラーとカーソンを迎えたホッパーは、「ドキュメンタリー映画を作ることを拒否」、代わりに「『ラストムービー』を作っているホッパーを、ホッパー自身が演じる映画」を提案する。そうして出来上がったのが、『アメリカン・ドリーマー』だ。長髪&髭スタイルのホッパーが、砂漠で哲学を語り、編集作業に悩み議論し、カメラの前でマリファナたばこを巻き、ライフルや拳銃を撃ちまくり、バスタブで3Pを繰り広げるなど、破天荒なホッパーの一端に迫る内容となっている。


 また、本作の公開を記念し、『イージー★ライダー』もリバイバル公開される。(リアルサウンド編集部)


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