アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』キャストに島崎信長ら 初映像&ビジュアルも

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2019年12月10日 12:02  リアルサウンド

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 アニメーション映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の公開日が2020年5月29日に決まり、キャスト情報、ティザービジュアル、特報映像が公開された。


参考:浜辺美波×北村匠海、『思い、思われ、ふり、ふられ』実写化で再タッグ! アニメ映画化も同時決定


 本作は、『ストロボ・エッジ』『アオハライド』の系譜を継ぐ、「咲坂伊緒 青春三部作」の最終章で、累計発行部数500万部を突破する、咲坂伊緒の同名少女コミックをアニメーション映画化するもの。2020年8月公開の実写映画とあわせた、連動W映画化プロジェクトとなる。アニメーション制作は、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のA-1 Pictures。監督は、第21回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞した『舟を編む』の黒柳トシマサ、脚本は、『ヒロイン失格』『センセイ君主』の吉田恵里香が担当する。


 今回、本作の声優陣として、島崎信長、斉藤壮馬、潘めぐみ、鈴木毬花の4名が発表に。恋愛に対して現実的で積極的だが、実は自分の本当の気持ちを出すのが苦手なヒロイン山本朱里役に、『HUNTER×HUNTER』『リトルウィッチアカデミア』の潘、朱里の義理の弟で、ある葛藤を抱える山本理央役に、『Free!』『ブラッククローバー』の島崎、由奈の幼なじみで真っ直ぐな好青年だが、どこか周囲を冷静に見てしまう乾和臣役に、『アイドリッシュセブン』『ハイキュー!!』の斉藤が名を連ねた。さらに、潘演じる朱里とWヒロインとなる市原由奈役に、オーディションにて満場一致で選ばれた新人声優・鈴木が抜擢された。


 公開された特報映像では、等身大の本当の気持ちと、相手を傷つけたくないという想いの間で揺れ動く4人の姿が、繊細な映像で表現されており、ティザービジュアルでは、物憂げな表情で何かを見つめる理央、屋上から遠くを見つめる和臣、美しい桜の下でこちらを振り向く朱里と由奈の姿が描かれている。


 また、キャストとスタッフからはコメントが寄せられている。


【キャスト&スタッフ コメント全文】
■潘めぐみ(山本朱里役)
咲坂先生の描く世界観に携われる…心から光栄に思います。特報では、繊細で情感溢れる映像と音楽に乗せて、原作に幾度と登場するあのモノローグが、由奈、朱里、理央、和臣と紡がれていき、とても印象的で。タイトルも、一つの言葉に余韻があって…募っていくものを感じました。
朱里の想いを大切に育んでいきますので宜しくお願いします。


■鈴木毬花(市原由奈役)
小学生の頃から咲坂先生の作品が大好きで、この作品は親子で読んでいました。由奈役に決まったと聞いたとき、嬉しさと共に不安が湧いてきましたが、私が演じることでより良い作品にしたいと思いました。
由奈は純粋で自分に自信が持てない女の子ですが、しっかりとした芯を持っています。朱里ちゃんと理央くんと出会い、どんどん成長していく由奈の変化を意識して演じたいと思います。


■島崎信長(山本理央役)
原作を拝見して、すっごく素敵な人間ドラマだなと感じました。特報の収録の際にも、理央の属性ではなく、人間的な部分を大事にする芝居を求められたので嬉しかったです。本編でみんなと一緒に演じる時間が、本当に楽しみです。


■斉藤壮馬(乾和臣役)
オーディションを受けるにあたって原作を拝読しましたが、とにかくストーリーが気になって、一気に読破してしまいました。4人それぞれの思いが交錯し、すれ違いながらも、少しずつ触れ合っていく。本当に素敵な作品ですよね。この原作がアニメ映画でどんなふうに表現されるのか、とても楽しみです。よろしくお願いいたします!


■黒柳トシマサ(監督)
青春の素直な出会いへの憧れ。恋をして、自分よりも大切な人ができて、それまで自分一人だった世界が無限に広がっていくようで、背伸びした未来にも手が届きそうな気がして。そういう“現在”を全力で駆け抜けている由奈や朱里たちが、僕には眩しく見えました。その純な輝きを、どうしたらアニメで表現できるだろう。平穏な日々に彩りを添える、そんな作品をお届けしたいと思います。


■吉田恵里香(脚本)
咲坂先生の作品はいつも拝読していたので、脚本を担当させて頂けて素直に嬉しかったです。
先生が描く人物は、心の動きがリアルで嘘がありません。良い部分も悪い部分も丁寧に紡がれていくからこそ、読む人にそっと寄り添い心に深く沁みるのだと思います。そんな咲坂イズムを忘れず、原作に誠実に、脚本を執筆させていただきました。アニメだからこそ表現できる咲坂作品の繊細な世界観を是非楽しんで頂ければ幸いです。来年春が私も待ち遠しいです!


■野見祐二(音楽)
気持ちの動きに音を付ける、ということが出来たのが楽しかったです。由奈と朱里はそれぞれに全く違った心の中のこだわりを持っていて、それが物語に影を落として単なる恋物語ではない深みを出しています。それに触れる時が2人のエモーションが高まる急所になり、音楽の聴かせ所にもなるように作ったつもりです。


■咲坂伊緒(原作)
決定したキャストの方々の声を聞いた時、「やっと声を聞かせてくれた!みんなこんな声してたんだねー!!」と、自分の作ったキャラクターの新たな一面が見れたような嬉しさでいっぱいになりました。映画の中ではそれをもっと見せてくださるんだろうと思うとワクワクしすぎて口から心臓出そうです。そして監督の黒柳トシマサさん、脚本の吉田恵里香さんには、私が作中で大事にしているちょっとした“生っぽさ”を最大限汲み取ろうと丁寧に根気よく対応していただけたこと、本当に感謝しております!!


※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正式表記


(リアルサウンド編集部)


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