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2019年は関西賞レースで2冠の存在感!心地よく響きあう「エンペラー」 中西正男の「そら、この芸人さん、売れるにきまってる!」【6】

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2019年12月10日 19:22  テレビドガッチ

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テレビドガッチ

上方漫才協会大賞新人賞、そして、ABCお笑いグランプリと今年2つの賞を獲得したお笑いコンビ「エンペラー」。安井さんとにしやまさんが2011年にコンビを結成し「よしもと漫才劇場」の中心選手として存在感を見せています。(取材/文:中西 正男)―コンビ結成のきっかけは?安井:僕はもともと幼馴染と一緒に吉本興業の養成所・NSCに入ってきたんですけど、その彼が1カ月で辞めてしまいまして。ネタ見せをするにも、賞レースにエントリーするにも、とにかく誰か相方を見つけないといけない。そこで僕から(にしやまに)声をかけたんです。声をかけた理由ですか?いろいろな意味で、気持ち悪かったんですね。良くも悪くも。にしやま:良い意味の気持ち悪さなんて、ないやろ!安井:ま、まず悪い方で言うと、とにかく暗かったです。それなのに、無理して明るくするというか。それが見え隠れするのがすごく気持ち悪かったですね(笑)。にしやま:そんなことないわ!ずっと明るいわ!安井:その直後に「キングオブコント」のエントリーがあって、そこに出るためにとにかく組んだという感じでしたね。それがずっと続いているというか。なんとなくの延長というか。なので「コンビ組まへんか」という直接的なセリフはないまま、今に至っています。―今年はどんな年でしたかね?にしやま:芸歴8年の中で一番動いた年でした。それは間違いないです。賞もいただきましたし。あと、単独ライブのペースも上げて、2カ月に1回やってきましたしね。安井:賞レースで結果を出すにはネタを量産しないといけない。そうなると、やっぱり単独ライブをやることになるんですよね。単独ライブをやるとなったら、もう絶対にネタを作るしかなくなりますから。にしやま:今年、ABCお笑いグランプリもとることができたんですけど、決勝で2本ネタをするんです。普段、僕らは漫才をしてるんですけど、単独ライブを重ねる中でコントもやるようになった。2本のネタを漫才1本、コント1本やってABCをとることができたのはまさに単独をやってきた成果だし、積み重ねの力を良い形で感じることができました。―先輩で影響を受けている人はいますか?安井:僕は「ネイビーズアフロ」のはじりさんですね。一番ご飯にも連れて行ってもらっていて、お笑いの話ももちろんします。はじりさんの方が先輩なんですけど、芸歴は1年ほどしか変わらない。だから、賞レースでも決勝とかで戦うことも多いですし、ライバルでもあるし、ある種、敵でもある。その近い後輩にいろいろ教えてくださるのは、本当に感謝しかないですし…。ただ、最後はいつも2人ともベロベロになるんで、なかなか明確に覚えていることはないんですけどね(笑)。にしやま:アツい話をしてくれるという意味では「ダブルアート」のタグさんにはいろいろとお話をうかがっています。中でも、僕がすごく感銘を受けたのが「やりたいことをやる」ことの大切さというか。今、自分がやりたいことをやれているのか。そう考えた時に、それはできていないなと。そこを考えて、今一度見つめなおしたのが今年の初めでした。―具体的にどんな変化が?にしやま:僕自身を出せていなかったというか、最近はツッコミという役割よりも、にしやまを知ってもらいたいというか。なので、今は“ツッコミ”ではなく“にしやま”ということをまっとうするというか。去年までは「賞をとりたい!」という思いが最初にあったのを、その前に「まず僕のことを知ってほしい」という思いが出てきたというか。そこで変に気負わなくなったというのがあるのかもしれませんね。安井:それで言うと、僕はいろいろな先輩から「相方のアレは辞めさせた方がいい」と言われてますけどね(笑)。「誰もいいとは思っていない」「漫才が入ってこない」「身内のファンだけしか笑かしていない」などの声はたくさんいただいてます…。なんか“良い変化”みたいな感じでしゃべってましたけど、全然そんなことないんですけどね(笑)。にしやま:そんなことないわ!どこまで全否定やねん!―互いに相方のココは自分にはないと思うところは?安井:やっぱり僕が持っていないところを持っていますもんね。僕は明るくポップにやるようなタイプではないので、そこは相方に救われています。昔は暗かった人が、頑張って、努力で、明るくなりました。少なくとも、人前ではしっかりと明るくなりました。ま、今でも、舞台袖にはけた瞬間、サッと顔のスイッチは切ってますけど(笑)。にしやま:スイッチなんてない!常に明るいねん(笑)!ま、相方で言うと、とにかく口がメチャクチャうまい。イベント的なところのマワシもできますし。そういう部分では、ある種、任せてしまっているところもあります。安井:あとね、何組も芸人が出ているような舞台で、先輩がMCをされている。その先輩が初めて絡ませてもらうような先輩であったとしても、大概、相方を見て「なんやねん、お前、変やな!」という感じでイジってくださるんです。初めて相方を見る先輩でも“気持ち悪いセンサー”が働くようで(笑)。これが先ほど言った良い意味の方の気持ち悪さなんやろうなと。気持ち悪さがコンビ結成の決め手というのは、やっぱり合ってたんやなと(笑)。―来年はどんな年にしたいですか?安井:一番分かりやすいのは、当然、賞レースですよね。「M-1グランプリ」もありますし「キングオブコント」もありますし、そういったところでも結果を出して、2019年を超える年にしたいです。それが達成できれば、自ずと良い年になるでしょうしね。あと、せっかくこの仕事をしてますんで、一回くらい芸能人とのパパラッチもされたいです。にしやま:パパラッチは望んでされるもんとちゃうねん!結果、されてしまうもんや。安井:でも、芸人になる前からの憧れではありますよね。パパラッチされるということは、ある種、売れてる証というか。まさに、芸能人やなと。あとは相手ですよね。誰とされたら、話題になりますかね。ん〜、泉ピン子さんですかね…。にしやま:そら、絶対、話題にはなるわ。安井:ただ、純粋に僕がタレントさんで一番好きなのは池田エライザさんなんです。なので、池田エライザさんとパパラッチなんてされたら、そら、うれしいです。その時点で、その一点で、2019年は余裕で超えます(笑)。■取材後記終始、声のトーンを変えず、淡々と、そして、的確にひねりを利かせたことを言い続ける安井さん。そして、原稿の仕様上、文字には反映されていませんが、安井さんの話に一つ一つツッコミを入れ続けたにしやまさん。「なんとなく組んだ」と本人たちは言いますし、それが事実だとは思いますが、だとしたら、まさに神がかり的な巡りあわせだったのだなと痛感するほど“心地よい響きあい”に満ちた取材となりました。来年は「M-1グランプリ」「キングオブコント」両方で結果を残すことを期待しますし、それと同時に、池田エライザさんとの動向にも期待し、注視していきたいと思います。執筆者プロフィール中西 正男(なかにし まさお)1974年生まれ。大阪府枚方市出身。立命館大学卒業後、デイリースポーツ社に入社。芸能担当となり、お笑い、宝塚などを大阪を拠点に取材。桂米朝師匠に、スポーツ新聞の記者として異例のインタビューを行い、話題に。2012年9月に同社を退社後、株式会社KOZOクリエイターズに所属し、テレビ・ラジオなどにも活動の幅を広げる。現在、朝日放送テレビ「おはよう朝日です」、読売テレビ・中京テレビ「上沼・高田のクギズケ!」などにレギュラー出演。また、Yahoo!、朝日新聞、AERA.dotなどで連載中。

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