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14年越しのシリーズ続編『新サクラ大戦』は何が一新された? 過去作との「3つの相違点」

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2019年12月11日 07:01  リアルサウンド

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写真https://sakura-taisen.com/game/shin-sakura/index.htmlより
https://sakura-taisen.com/game/shin-sakura/index.htmlより

 セガゲームスは12月12日、プレイステーション4(PS4)専用ソフト『新サクラ大戦』を発売する。


(参考:『新サクラ大戦』のライバル「上海華撃団」、堀口悠紀子担当のキャラデザなど公開に


 『サクラ大戦 〜さらば愛しき人よ〜』の発売から実に14年。セガサターンの時代から続くセガ(現セガゲームス)の人気シリーズ『サクラ大戦』がPS4専用ソフトとして帰ってきた。本作は”太正浪漫”をキーワードに掲げる世界観をそのままに、登場キャラクターやストーリー、戦闘システムをガラッと一新。またシリーズ間の繋がりこそあるが、全編を通して”リブート作品”という意味合いが強くなった。本稿では「ストーリー」「グラフィック」「戦闘システム」に着目し、過去作品との相違点についてざっくりと解説する。


・キャラクターは変われど華撃団の想いは変わらない
 『新サクラ大戦』の時代設定は大正……ではなく、蒸気技術の著しい発展とモダン文化の隆盛が混在した”太正”29年。世界の存亡をかけた降魔と華撃団との戦いが10年前に終結し、帝都・東京にはつかの間の平和が訪れていた。世界規模で華撃団の存在が認知された世界で、プレイヤーは新生・帝国華撃団花組の隊長「神山誠十郎」となり、再び姿を現した降魔との戦いを繰り広げていく。


 華撃団に入隊した10代の少女たち、彼女たちをまとめ上げる隊長(主人公)、そして人知を越えた被害を呼ぶ降魔と人類の戦い。シリーズを通して脈々と受け継がれてきた図式は変わらない一方、華撃団メンバーや物語を盛り上げるサブキャラクターは一部を除いてリセット。帝都を舞台としているが、メインヒロインは真宮寺さくらではなく、漫画家の久保帯人氏がビジュアルを手掛けた「天宮さくら」へと変更。同様に隊長や他の華撃団員も世代交代を果たした。


 また過去作品で発生した戦いにより、華撃団を統括する中央組織が発足。この動きが引き金となり、物語中では「上海華撃団」や「倫敦華撃団」など、世界各地に拠点を置く組織とのグローバルな関係性が重視されている。


■帝国華撃団花組の隊員
神山誠十郎(CV:阿座上洋平)
天宮さくら(CV:佐倉綾音)
東雲初穂(CV:内田真礼)
望月あざみ(CV:山村響)
アナスタシア・パルマ(CV:福原綾香)
クラリス(CV:早見沙織)


・3Dグラフィックで立体的に描かれた帝都の街並み
 ゲーム全体を形作るグラフィック面も大きく進化。既に『サクラ大戦3〜巴里は燃えているか〜』の時点で3Dモデルは見られたが、『新サクラ大戦』では帝都・銀座の街並みに加え、大帝国劇場の内部が美麗にモデリングされている。主人公が持つ携帯端末「キネマトロン」が、画面タッチで操作する「スマァトロン」にバージョンアップしている点も見逃せないポイントだ。


 『サクラ大戦』シリーズを特徴づける会話イベント「LIPS」も実装。会話時に現れる選択肢を制限時間内に選択する……というものだが、こちらも初のフル3D化。従来の2D主体のイベントシーンと比べ、より”キャラクターの息遣い”が動的に感じられるようになった。華撃団メンバーの問いかけに真摯に答えるか。それともネタ要素に富んだ回答で反応(とひんしゅく)を楽しむか。どのような会話を交えるかはプレイヤー次第である。


・バトルパートはシミュレーションから3Dアクションへ変化
 おそらく本作で最も変化を遂げたのが戦闘システムだろう。タイトルを重ねるごとに細部を少しずつ変えてはいたが、『サクラ大戦』のバトルパートと言えば、ユニットを指示を与えてターンごとに一手を考え抜くシミュレーション性に特化していた。いわばイベント主体で進むアドベンチャー部分と戦略的なプレイングが問われるバトルパートがシリーズ全般の様式美であった。


 しかし『新サクラ大戦』は昨今のトレンドを見据え、根幹をシミュレーションから3Dアクションへと組み立て直した。敵キャラクターや危険なギミックが待ち受けるフィールドを駆け回り、各種アクションを能動的に発動して戦況を打開。パートナーに選んだ華撃団メンバーと絆を深めれば、絶大な威力を誇る息の合った合体攻撃も叩き込める。


 とはいえ、アクション性に振り切ったことで戦略的な要素が失われたわけではなく、戦闘難易度は歯ごたえ充分。無闇なボタン連打(ゴリ押し)で進むのではなく、しっかり攻撃パターンを見極めて反撃する思考力と対応力が必要になる。演出面に注目してみると、アドベンチャーパートで展開する物語と地続きになっているため、霊子戦闘機のコックピット越しに会話劇が発生するのも特徴的だ。


 ドラマチック3Dアクションアドベンチャー『新サクラ大戦』は、PS4向けに12月12日より発売中。帝国華撃団の活躍に目が離せない方は忘れずにチェックしておこう。


(龍田優貴)


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