俳優の梅宮辰夫さんが死去

俳優の梅宮辰夫さんが12月12日、慢性じん不全のため、神奈川県内の病院で亡くなった。81歳だった。

梅宮さんは1938年、満州（現在の中国東北部）で生まれ、終戦後に帰国。1958年、東映ニューフェイスに合格し、映画「少年探偵団 敵は原子潜航艇」でデビューした。以降、数々の映画に出演し、銀幕スターとして活躍。テレビドラマにも多数出演したほか、盟友の俳優・松方弘樹と共にバラエティ番組へ進出、人気を博した。

また、料理好きとしても知られ、「くいしん坊万才」（フジテレビ系）の6代目リポーターを務めたほか、「料理の鉄人」（同）で、和の鉄人・道場六三郎と戦ったこともある。

2016年に十二指腸乳頭がん、昨年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんなど、これまで6度手術。人工透析も行っていたが、今夏には倉本聰脚本のドラマ「やすらぎの刻〜道」（テレビ朝日系）に出演し、話題を呼んでいた。

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