JR北海道、ボールパーク開業にともなう新駅案の検討状況など発表

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2019年12月12日 11:42  マイナビニュース

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JR北海道は11日、北海道日本ハムファイターズの新球場「北海道ボールパーク(仮称)」の開業にともなう新駅案の検討状況と北広島駅の改修計画について発表した。

新駅案については、ナイター終了時などに利用者が一時的に集中しても安全に利用できる設備、快速「エアポート」などの通過時における利用者の安全を考慮した構内配線、新駅始発の臨時列車に対応可能な引上げ線の配置、ボールパークからのスムーズな移動ルートの確保の4点を考慮し、検討を進めている。

工事費(概算)は駅部分で80〜90億円規模となり、これについては請願者が負担する。工期は設計・行政手続などを含めて約7年。仮に2020年度中に意思決定され、2021年度から着手した場合、2027年度末の開業となる。なお、北海道新幹線札幌開業をはじめ、他の案件との調整により、工期は延びる可能性がある。

北広島駅(現駅)の改修計画では、下りホームの延伸と駅舎の改修(自動改札機の移設・増設、駅レイアウトの変更)、エレベータ改札口の新設を実施。改修費用は約9億円規模となる。現在、ホーム延伸および駅舎改修の実施設計を進めており、エレベータ改札口新設については北広島市と調整しながら検討を進めていく。工事期間は2020年9月頃から2022年12月頃まで。順次使用開始予定だが、ホームを含む全面使用開始はボールパークの開業時期(2023年3月)を見込んでいる。(木下健児)
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