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小さな言葉で大きな変化が!? 夫の心に響く声かけのコツ

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2019年12月12日 22:12  All About

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写真自分を気遣ってくれず、気の利かない夫にイライラ……。その原因は相手の性格ではなく、お互いの「言葉の足りなさ」にあるようです。
自分を気遣ってくれず、気の利かない夫にイライラ……。その原因は相手の性格ではなく、お互いの「言葉の足りなさ」にあるようです。

夫にイライラする原因は「夫に思いやりがない」から?

激しい夫婦げんかにはならなくても、日常的に起こる夫婦間のイライラやモヤモヤ……。カウンセリングの場でも、既婚女性の方からは、夫への不満が絡んだご相談をよくお聞きします。

不満や悩みの具体的な内容は様々ですが、数々のお悩みを伺っていると、モヤモヤやストレスの多くは、しばしば「夫が思いやりの気持ちや行動を示してくれない」という気持ちから発生しているようです。

「手を貸してほしいことがたくさんあるのに、気を利かせてくれない」
「私が疲れて横になっていても、ダラダラしているだけだと思われる」
「夫の方が私より体力があるんだから、もっと家事を負担できるはずなのに」

こうしたため息まじりの悩みは、いずれも妻が「夫の思いやり不足」を感じるところから来ていることが多いと感じられます。

夫婦のすれ違いの多くは「言葉の足りなさ」が原因

では、こういった悩みの種となる夫は、もともと思いやりのない人だからなのでしょうか? 実は、夫婦のすれ違いの最も大きい要因の一つに、「言葉の足りなさ」があります。

付き合っていた頃には、相手を求める気持ち、労わり、感謝の気持ちを自然と伝えていたのに、結婚してからはあまり口にしなくなった。

こうしたご夫婦は、珍しくありません。たとえば、付き合っていた当時は、素直に「会えなくて寂しい」「わざわざ来てくれてうれしい」「一緒に過ごせて楽しかった」という言葉を伝えていたのに、結婚してからはお互いにそう言うこともなくなった。こんな変化が生じていないでしょうか?

結婚後、パートナーへの言葉がけが減ってしまうのは、お互いの性格が冷たくなったからではないでしょう。相談を伺っていると、多くのケースで似たような背景が感じ取れます。特に共通しやすいのは、次の3つです。

お互いを「役割」として見てしまうため、感謝の気持ちを感じにくい

たとえば、夫は「主として家庭のために働く役割」、妻は「主として家族の世話をする役割」。このように、夫婦には相手が毎日取り組んでいることを、「役割」による行動だと端的に捉えてしまう傾向があります。

すると、相手がやっている仕事や家事を「できるのが当然」「やってくれないと困る」と感じがちです。逆に、できなかったり休んでいたりすると、「努力が足りない」「怠けている」と批判されがちです。

したがって、パートナーが毎日、仕事や家事を頑張っていても、「あたり前のことをやっているだけ」と捉え、感謝や労いの感情が浮かんでこない。このような状態にある夫婦は、少なくないようです。

相手を失うリスクが低いため、関係を保つ努力を怠っている

付き合っていた頃に比べ、結婚後はよほどのことがない限り、別れ話にはなりません。したがって、お互いを失うリスクを低く感じるため、関係を保つ努力を怠りがちになります。

そのため、結婚前は「愛している」「ステキだよ」というように、パートナーが喜ぶ言葉をよくかけて、相手を失わないように努力していたのに、結婚してからはそういう言葉をかけてまで、相手との絆を保とうとしなくなる。こうしたことが、夫婦関係の中では生じやすいようです。

毎日一緒にいることで新鮮さが薄れ、トキメキがなくなる

熱愛の末に結婚したパートナーでも、何年、何十年と毎日一緒に生活をしていると、お互いに新鮮味を感じられなくなってしまうものです。したがって、以前は「ステキ」と感じていた相手の部分にトキメキを感じにくくなるのです。

たとえば、結婚当初は「男らしい」と魅力的に思えていた部分も、毎日接していれば、それを魅力と捉えにくくなることがあります。すると、「男らしく感じてたけど、実は粗野なだけだったのね」「男らしさばかり強調して、繊細さに欠ける人」というように、同じ特性をマイナス面から捉えてしまうこともあります。

結婚生活のよい面……思い出したい精神的なメリットも

とはいえ、結婚にはたくさんのメリットがあります。

生活が安定するため、安心感が得られる

一人で家計を切り盛りするより、二人で協力した方が生活が安定しやすくなります。精神的な面でも、一人暮らしよりパートナーと暮らした方が安心だと感じる人は多いです。

家庭を運営できる

二人で生活すると「家庭」ができます。すると、安心・安全に暮らせる自分の居場所で、家庭を運営していく楽しみや充実感を持つことができます。

有事の時に支えになるのはやはりパートナー

病気やけが、仕事や経済的なトラブルなどでピンチに見舞われた時、やはりいちばん頼りになるのはパートナーです。自分のために収入を支えたり、病院に連れて行ってくれたりしてくれる、貴重な存在です。

しかし、結婚生活を続けていると、このようなメリットを享受できているありがたさに、なかなか気づけなくなるものです。しかし、たとえ離婚した後に誰かと再婚したとしても、夫婦になるとまた同じような不満を覚えてしまうケースも見られます。

それなら、まずは今のパートナーとの関係を少しでもよりよいものにしていきませんか? そして、夫婦でいることが「楽しい」と感じられる状態を作っていきませんか? そのために、まずは夫婦関係の中での「変えられること」に、小さな変化を起こしてみましょう。なかでも取り組みやすいのが「言葉かけ」です。

夫の心に響く声かけの効果と具体例

冒頭に挙げた通り、既婚女性の方のお悩みで目立つのが「夫の思いやり不足」です。その気持ちは誰にでもあるものですが、そもそも、思いやりは「こだま」のようなものです。一方が思いやりを向けることで、相手からも思いやりが返ってくるのです。

夫がやさしくないと悩む方の場合、「よく考えてみると、自分自身も夫にやさしくできていなかった」ということが、よく聞かれます。

たとえば、些細なことへの「ありがとう」の一言が出なくなっていたり、相手の呼びかけへのそっけない返事が増えていたり、相手の話を受け止める前に自分の言いたいことを主張していたり……。そうしたことはないでしょうか?

「だって、相手がやさしくしてくれないから」という感情を覚えるかもしれません。たしかに、ひどい裏切りを受けたり、暴言や暴力を浴びせられたりした場合、やさしさを向ける努力をする価値はないかもしれません。

しかし、ひどく傷つけられているわけではなく、なんとなく関係が冷めてきたように感じるレベルなら、夫婦のどちらかがまず思いやりを向けていくことで、その関係は再び温かくなっていきます。

思いやりの言葉かけは、できることからで十分です。「毎日何回」などのノルマを課す必要もありません。大切なのは「視点」です。ぜひ、日々「できて当たり前」「やるのが当然」と感じる相手の行動に、思いやりの言葉をかけていきましょう。

たとえば、寒い中、自分よりも遅く夫が帰ってきたら、「寒いのはお互いさま」と思わず、「おかえりなさい。寒かったでしょう」と言ってあげる。夫が疲れてゴロンと横になっていたら、「休日なのにダラダラしてばかり」と思わず、「だいぶ疲れてるようね」と言ってひざ掛けをかけてあげる。

こうしたちょっとしたことを、普段の何気ないやりとりの中にプラスしていきましょう。すると、相手の心はジーンと温かくなり、思いやりを返したくなってくるでしょう。

思いやりの言葉と行動で、夫婦関係に「正のスパイラル」を

「私だって働いている」「私の方が家事の負担が多くて疲れてる」などと思うこともあるかもしれません。しかし、「自分がされていないから」という理由で、相手からの思いやり行動を待ってしまうと、その思いやりはいつまでたっても得られません。

やさしさを感じたいなら、まず自分ができることで、相手に思いやりを与えていくこと。すると、いずれは相手からも思いやりが返ってきます。

気がついた時だけでもいいので、まずは小さな思いやりの気持ちを、言葉や行動で伝えていきませんか?
(文:大美賀 直子(公認心理師・産業カウンセラー))

このニュースに関するつぶやき

  • 自分に思いやりを求める前に相手に思いやりを注ぐべきじゃねーの?男に対する思いやりが減ってるから自分に見返る思いやりが減ってることに気づくべきだね。自己優位に考えてる奴の愚かな思い違いだよ。 https://mixi.at/ajyMlE0
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  • 一緒にいる時間が長いからといって、言葉にしなくても「気持ちが伝わる」…という訳にはいかないのだね。 https://mixi.at/ajyMlE0
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