【電力・ガス業界編】ホワイト度が高い企業1位 大阪ガス「育休は最長子供が3歳になるまで取得可能」

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2019年12月13日 07:10  キャリコネニュース

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企業口コミサイト「キャリコネ」は11月、「電力・ガス業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。電力・ガス業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「電気・ガス」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月〜2018年3月。

1位は「大阪ガス」で、ホワイト度評価は5点満点中4.39。2位以降「東北電力」(4.00)、「J−POWER(電源開発)」(3.78)、「中部電力」(3.78)、「東京ガス(東京瓦斯)」(3.60)がトップ5に入った。【参照元:キャリコネ】

大阪ガス「独身寮や社宅が完備され、日常生活の補助が充実」


1位「大阪ガス」の働く環境に関しては、

「福利厚生が手厚い企業です。年間休日は120日を超えています。有休は年間15〜20日ほど取得できます。また独身寮や社宅も完備されており、日常生活の補助は大変充実しています。育児休暇制度は最長で子供が3歳になるまで取得可能。子供との時間も作ることができます」(電気・通信設備施工管理/20代前半男性/年収250万円/2013年度)」

という口コミが寄せられている。京阪神を中心に事業を展開する同社は、1897年(明治30年)に設立され、1905年にガス供給を開始した。2000年に電力小売自由化がスタートしてからは電力事業にも進出。完全自由化となった2016年からは一般家庭にも電力の販売を始めている。

社員のワークライフバランスに関しては、最長で子どもが満3歳になるまで取得できる育児休業、小3まで利用できる短時間勤務、在宅勤務など、さまざまなサポート体制を整備。出産や育児によるブランクが今後のキャリアパスに影響しないよう、職場復帰プログラムも用意されている。また、女性の採用比率や管理職比率のアップにも積極的に取り組んでいる。「くるみんマーク」を取得したり、「なでしこ銘柄」に選定されたりと、こうした取り組みは外部からも評価されている。

長時間労働削減への取り組みに関しては、ノー残業デーや退館時間のルールの設定、会議の短縮化などを実施。2019年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約667万円。

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