JRダイヤ改正は2020年3月14日 第6回 JR九州の新型車両YC1系、長崎地区でデビュー - 821系の追加投入も

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2019年12月13日 21:32  マイナビニュース

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JR九州は13日、ダイヤの一部変更を2020年3月14日に行うと発表した。長崎地区に新型車両YC1系が投入され、福岡・北九州地区に821系が追加投入されるほか、九州内の各地区でダイヤの一部見直しが実施される。

新型車両YC1系は、蓄電池のエネルギーを有効活用した省エネ型のディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)。蓄電池のアシストによる効率的な走行性能を実現し、既存の気動車キハ66・67形と比べて燃料消費量を約20%低減。出入口の段差をなくすなど、バリアフリーにも対応している。

2018年に1編成(2両編成)が製造された後、営業運転および量産化に向けた走行試験が行われた。2020年3月14日から長崎地区へ投入され、運行区間は佐世保〜長崎間(佐世保線・大村線・長崎本線)となる。なお、長崎地区では3月28日、長崎本線浦上〜長崎間が高架開業。浦上駅と長崎駅のホームが高架に切り替えられる予定となっている。

福岡・北九州地区では、今年デビューした821系を来年3月から追加投入し、利便性の向上を図るという。運行区間は鹿児島本線門司港〜荒木間とされている。平日に香椎線から鹿児島本線へ直通する列車も設定され、西戸崎駅7時46分発・博多駅8時31分着で運転。交流蓄電池電車BEC819系「DENCHA」を使用し、香椎駅で乗り換えることなく博多方面へ利用できる列車となる。

鹿児島地区・宮崎地区では、指宿枕崎線と宮崎空港線にて日中時間帯の発車時刻をパターン化し、わかりやすいダイヤに。鹿児島中央駅では10時台以降、毎時2分に指宿・山川・枕崎方面、毎時35分に喜入行の列車が発車。宮崎空港駅では日中時間帯の毎時10分台に特急「にちりん」(宮崎駅まで乗車券のみで普通車自由席に乗車可能)、毎時30分台に宮崎・延岡方面の普通列車が発車するダイヤとなる。大分地区では豊肥本線中判田〜大分間にて、1両で運転される一部列車を2両編成に増やして運転する。

その他、熊本〜人吉間の特急「かわせみ やませみ」のうち、朝の時間帯に運転される「かわせみ やませみ1・2号」の運転日を見直し、多くの利用者が見込まれる日の運転に。具体的な運転計画は「春の臨時列車のお知らせ」にて、改めて発表される。(上新大介)

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  • ☆ キハ66・67系サヨナラカウントダウン…(T_T) キハ200系も安心出来ん。
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