リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ザルツブルクに所属する日本代表FW南野拓実の獲得を示唆した。スペイン紙『アス』が13日に伝えている。
ザルツブルクは10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節と今月10日に行われた第6節でリヴァプールと対戦。南野が印象的な活躍を見せたことで、リヴァプールは同選手の獲得に動いていると報じられている。
記者会見に出席したクロップ監督は、質問のために挙手した日本人記者に対して「君はどうしてここにいるんだい? 私たちはこれから頻繁に会うことになると思うよ」とコメントし、南野の獲得に含みを持たせた。
しかし、クロップ監督は「彼は非常に優れた選手だが、ザルツブルクには多くの優秀な選手がいた。それだけだよ」と多くを語らなかった。
一方で、ドルトムントで共闘した日本代表MF香川真司について質問が及ぶと、「シンジと一緒に働くことは大好きだったし、素晴らしい経験だ。我々は彼のことをよく知らなかったが、最初のトレーニングの後にはドレッシングルームで全コーチが抱き合ったよ。『ああ、神よ。我々はスーパーな選手を手にした』と言ってね」と思い出を語った。
また、クロップ監督は「今でも彼のキャリアを追っている。とにかく素晴らしい経験だった」と“愛弟子”香川にエールを送った。