なに?熊本県民は2005年からタピってたって?タピオカ先進国、熊本!

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2019年12月14日 17:02  TVerプラス

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タピオカといえば2019年、日本でいちばん流行したもののひとつ。いまも東京のあちこちに次々にタピオカ専門店ができている。インスタ映えする見た目が流行のポイントとなったようだ。その分、食べ物としてはあまり楽しまれていないようにも見える。ところが、そんなタピオカがもっと前から流行していた県がある。しかも、おいしいスイーツとして!それは、熊本!街ゆくオトナ女子に聞くと、「高校生の頃から流行っていた」とか「流行っていない時がない」などと言う。10年前に流行ってすたれたわけでもなく、ずーっと流行っていて定着したらしいぞ!別の女子たちに聞くと、「15年くらい前から食べていた」そうだ。だから最近インスタに投稿しているのを見ると、「なんでわざわざ投稿するのかわからない」、「インスタ映えしない」などと、なんだかタピオカについては上から目線だぞ、熊本県民!なにしろ、2007年の雑誌に熊本のタピオカブームの記事が出ている。だから今年のタピオカブームは熊本県民的には「遅くね?」となってしまう。タピオカ専門店は熊本市の繁華街にあるだけでなく、ちょっと中心部を離れた駅のそばや、田園地帯の畑の中にもあるのだ。しかも10年以上前から。はい、確かに遅いですね、東京の方が。この熊本のタピオカブームの火付け役は、タピキングというお店で2005年に最初の店舗を出店したという。タピキングのタピオカは、東京で流行ってるミルクティータイプではなく、なんとスムージータイプ!その上タピオカの色はカラフルだ。メニューにはチョコバナナ、キャラメルオレ、つぶつぶイチゴなどとクレープ屋さんのように多種多様なタピオカドリンクが16種類も並ぶ。中でもいちばん人気がヨーグル杏仁で、カラフルなタピオカとストロベリーソースにヨーグルトと杏仁の味のスムージーがたっぷり入って爽やかな甘さが楽しいという。タピキングを愛する熊本県民は「シャリシャリとムニュムニュとドロドロ」と多様な食感が楽しめて飽きないのだそうだ。「いろんなタピオカ店ができてるけど、やっぱりこれ飲みたくなる」と感想を述べるたたずまいが、ベテランタピオカユーザーの風格さえ感じさせる。タピオカは熊本の食文化に溶け込み、専門店以外でも出す店が増えている。バーでも締めの飲み物としてメニューにあるそうで、シメパフェならぬ「シメタピ!」として親しまれているそうだ。熊本のタピオカ文化の深さを知ると、他の県で今になって流行っているのがちょっと恥ずかしく思えてくる。タピキング流のスムージータイプのタピオカを知らないと、タピオカを語れないのではないか?【文:境 治】

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  • 最初は一律350円〜、ブーム時最低620円〜、現在最低540円〜(。ŏ_ŏ)スタンプカードはノーマルからVIPなると安く購入出来たのが、タピオカと生クリーム以外のトッピングが無料になるだけに…_:(´ཀ`」 ∠):_
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