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「私が一番優れている」底なしのマウンティング沼を生きてきた、キラキラ女子の挫折と未来〜その1〜

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2019年12月14日 17:10  Suits-woman.jp

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普通の女性が、気が付けばその世界の『沼』にハマる……そんな背景を紹介するシリーズ。今回は、「マウンティング沼」を紹介します。

幼いころから負けん気が強かったという亜佳梨さん(仮名・38歳)。幼稚園時代から、あらゆる人に「勝ちたい」と思っていたそう。

「正直、誰よりもかわいかったし、母と銀座や渋谷を歩いているとスカウトの声がかかりました。そのたびに母は嬉しそうに『よかったわね。かわいくて。女の子ってかわいいことが、一番大切』と言っていたのです。元客室乗務員の母は、その美貌で父を射止め、結婚しセレブ妻になったんだと思います」

お母さんは美人だけでなく優しい、お父さんもお母さんにベタぼれしている、お父さんは不動産を数多く所有している大金持ち。

「幼いころから『亜佳梨は特別』と自分も周囲も思っていたので、常にだれよりも『いいもの』を持っていたかった。だから、自分より少しでも能力があると認めた人に対して、マウンティングしていました」

最初に覚えているのは、幼稚園の通園バッグ。亜佳梨さんは、ハイブランドの特注のバッグを使っており、友達やママたちから「すごい」と羨望を集めていました。

「でも、ある時、たんぽぽ組でも一番地味な女の子・ミズエちゃんが、アニメのバッグを持ってきたんです。3Dみたいになって、角度によって絵が変わるプレートが付いていて……あれ、レンチキュラー印刷っていうらしいんですが、みんながバッグを動かして『すげえ』と釘付けになっていた。それが許せなくて、その女の子を徹底的にいじめました」

クラスで一番イケている男の子・ハヤト君も、「俺、亜佳梨ちゃんじゃなくて、ミズエちゃんと結婚したい」と言い出したそう。

「あの時、“結婚ごっこ”が流行っていて、足が速く、お父さんが歯科医でお母さんは元モデルのハヤト君は、結婚ごっこで、いつも私をお嫁さんにしてくれていたんです。でもバッグの一件から、ミズエちゃんになってしまった。それが許せなかったんです」

先生や親にバレないように、クラスを巻き込んだいじめを行なった亜佳梨さん。その半年後、ミズエちゃんは退園に。

「5歳の私は、あのときに『私が勝った』と快哉を上げました。というか、もうその頃から病みは始まっていたんですよね。小学校の時は、合唱コンクールで私よりもピアノの伴走が上手かった子をいじめて転校させました」

嫌味を言って相手を傷つけ、いじめの空気を作り排除する

亜佳梨さんの実家は、東京都でも郊外と言われるエリアにあります。そのコンプレックスはすごかったそうです。

「中学校から共学の私立に進学したのですが、その時から圧倒的な格差を感じました。嫌味を言っても、相手のリソースが優れている。いじめの空気を作っても、誰も相手にしてくれない。ウチの中学には、銀座や永田町など『絶対に人が住まないし、住めないところ』という街に“代々住んでいる実家”がある人が多かったんです。私より上の人がいる事実は、悔しかったし、許しがたかった」

今でも覚えているのは、銀座に代々住んでいるという同級生のセリフ。

「その女は太っていて、全然イケてないんですよ。『銀座が実家ってすごいね』と言うと、フツーに『え〜、ウチは8丁目だから下町っぽいよ』っていうんです。日本一地価が高い4丁目、5丁目に住んでいるという人もいると聞き、驚きました」

その時、亜佳梨さんは「出自は変えられない」と痛感したそう。

「だったら、お金で買えるものや、これからの人脈にフォーカスすればいい。みんなが欲しがるものを持てばいいし、人気の男の子と付き合えば優位に立てる。15歳の頃から20年間、35歳の時まで、底なしのマウンティング沼にハマりました」

亜佳梨さんの中高時代は、自分よりイケていると感じた同級生の彼を寝取ったり、誰よりも早くハイブランドの財布を持って見せびらかしたり、ハワイやロスなどのリゾートに家族旅行に行ったり、芸能人と友達になったり……。

「いろいろホントにヤバかった。勉強しても意味がないと思ったので、ドヤれる社交にガンガンお金を使っていました。もちろん、親のお金です。一時期は月に30万円くらい使っていたかな。親は自分の仕事と、最高学府に進学した8歳年上の兄に夢中で、私のことはノーマークでした。父の財布には、帯封付きの一万円札(100万円)と何十万円かがあり、そこから失敬していたんですよね。母の財布にもたっぷりお金が入っていました」

親や彼のお金で、世界の名だたるリゾートホテルに宿泊しては、さりげなく写真を見せていた。

大学では「キャンパスの華」、就職したら「職場の華」を目指すも……〜その2〜に続きます。

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