『天気の子』パリでプレミア上映　“傘”のサプライズに新海監督「すげーな」

アニメ映画『天気の子』が「Yahoo!検索大賞 2019」で映画部門賞に選ばれたことを受け、12月4日にTwitterで「劇中のyahoo!知恵袋の扱いにもかかわらず笑、感謝です！」とコメントしていた新海誠監督。9日にはロンドン、パリと行われる『天気の子』プレミア上映に向かう多忙ぶりだ。10日にロンドンで取材を受けてからプレミア上映及びティーチインに参加すると、13日にはパリの映画館グラン・レックスでのプレミア上映に登壇した。

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新海誠監督のTwitterによると、盛況のうちに終わり「ストライキ中のパリで、2800人のスクリーンが埋まるなんて！　夢のような時間をいただきました」という。

さらに監督は「It was amazing last night!」と動画を公開して、グラン・レックスでの出来事を振り返った。『映画「天気の子」』Twitterではその光景を「2800人というパリ最大級の会場で、お客様全員が傘を持っていたり、雨に見立てたシャボン玉が降ってきたりとサプライズ満載の演出でした!!」と描写している。

『天気の子』に雨の中でビニール傘をさすシーンがあり、新海監督らしいリアリティの追及がこだわりを感じさせる。フランス・パリでファンがそれをアピールしてくれたことは監督にとってまさに「アメイジング」だったようで、「ハハハハすげーな、すごいね」と喜んでいた。


監督が投稿した動画には、フォロワーから「パリのファンすごいな」、「フランスの人達が監督の事を認めたんですよね素晴らしいってね　すごい 感動です」、「パリのファンの人たち、監督を大歓迎しつつ、ご自身たちも楽しんでますね　可愛くて粋なサプライズ、素敵」などの反響があった。

日本では7月19日に公開され今も大ヒット上映中の『天気の子』だけに、パリのサプライズをヒントにビニール傘での応援上映が企画されるかもしれない。



画像は『新海誠　2019年12月13日付Twitter「パリ二日目、冷たい雨の日です」「パリ、REXでの『天気の子』プレミア、盛況のうちに終了です。」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）