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OPPOの「Reno A」と「A5 2020」、どちらを選ぶ? スペックから性能まで徹底比較

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2019年12月15日 10:03  ITmedia Mobile

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写真左のReno Aは6.4型フルHD+(1080×2340ピクセル)、右のA5 2020は6.5型HD(720×1600ピクセル)。デザインはほぼ同じだ
左のReno Aは6.4型フルHD+(1080×2340ピクセル)、右のA5 2020は6.5型HD(720×1600ピクセル)。デザインはほぼ同じだ

 この冬、OPPOから戦略的なSIMロックフリースマホ「OPPO Reno A」と「OPPO A5 2020」の2機種が発売された。両モデルともMVNO、家電量販店、ECサイトなどで購入できる。価格(メーカー希望小売価格)はReno Aが3万5800円(税別、以下同)、A5 2020が2万6800円。



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 最初にReno Aが発表された直後、デザインや名称がやや似ているA5 2020が発表された。価格は約1万円差だが、購入する際にどちらを選ぶべきかピンとこない人もいるだろう。そこでこの記事では、両モデルを比較しつつそれぞれの特徴を紹介していく。



●スマホを使いこなしている人向け「OPPO Reno A」



 Reno Aの特徴は、防水とおサイフケータイへの対応に加えて、3万円台ながらもアプリや3Dグラフィックのゲームをある程度快適に動かせる、ハイミドル製品向けのプロセッサ「Snapdragon 710」を搭載していることだ。



 格安SIMに乗り換えたいが、防水やおサイフケータイは外せないし、ゲームもある程度快適に楽しみたいという、既にスマホの利用に慣れている人向けのモデルといえる。



「OPPO Reno A」の主なスペック



・ディスプレイ:6.4型有機EL フルHD+(1080×2340ピクセル)



・プロセッサ:Snapdragon 710(8コア/2.2GHz+1.7GHz)



・アウトカメラ:1600万画素(標準)+200万画素(深度測定)



・インカメラ:2500万画素



・内蔵バッテリー:3600mAh



・防水、おサイフケータイ:対応



 このSnapdragon 710クラスのプロセッサを搭載したSIMロックフリースマホは、これまでだと5万円前後が相場だった。だが、Reno Aは防水とおサイフケータイを搭載しつつ3万円台の価格を実現。楽天モバイル向けモデルは、限定でストレージ容量が64GBから128GBに増量されており、よりお買い得だ。



 Reno Aは今冬注目の高コスパモデルといえる。販売する店舗やキャリアによっては在庫切れすら起きている。



●安さとバッテリー重視なら「OPPO A5 2020」



 A5 2020は、本体価格の安さと画面の大きさ、バッテリー容量など実用性を重視したモデルだ。スマホにあまりお金をかけたくないが、LINEやSNSなどをある程度快適に使いたい人にとってベストなモデルだ。



「OPPO A5 2020」の主なスペック



・ディスプレイ:6.5型液晶 HD+(720×1600ピクセル)



・プロセッサ:Snapdragon 665(8コア/2.0GHz+1.8GHz)



・アウトカメラ 1200万画素(標準)+800万画素(超広角)+200万画素(ポートレート)+200万画素(モノクロ)



・インカメラ:1600万画素



・内蔵バッテリー:5000mAh



・防水、おサイフケータイ:非対応



 格安スマホ市場での立ち位置でいうと、2万円台で大画面・大容量バッテリーのASUS製「ZenFone Max(M2)」と真っ向にぶつかるモデルとなる。A5 2020は後発である分、画面サイズの大きさやバッテリー容量はもちろん、プロセッサもSnapdragon 665と相場としては3万円台後半のスマホ向けのものを搭載。こちらのコスパもかなり高いといえる。



●ディスプレイとデザインをチェック



 最初にスペックと価格から分かる結論を述べたが、重要なのは実際の使い勝手だ。まずは、ディスプレイやデザインから順に特徴を見ていこう。



 ディスプレイは、Reno Aが6.4型の有機ELで解像度はフルHD+(2340×1080ピクセル)、A5 2020は6.5型の液晶で解像度はHD+(720×1600ピクセル)だ。スペックは異なるが、両モデルとも縦長で、インカメラがしずく型のノッチなので、前面のデザインは見分けがつかないほどそっくりだ。



 両モデルとも6型以上の大画面なので文字や画像ともに見やすく、一般的なアプリの操作で不便さは感じられなかった。大きく異なるのは、大画面で写真や動画、高画質なゲームを楽しみたい場合だ。



 写真を見ると、Reno Aの方が高解像度で繊細に表示でき、発色も良好だと感じられた。近年主流のフルHD解像度のスマホを見慣れていると、A5 2020の画面はややぼやけた印象を感じる。また、画面の色が寒色よりで青みがかっているので、実際に利用する際はディスプレイ設定で表示を暖色寄りに変更して使いたい。スマホを使い慣れている人なら、ディスプレイの違いだけで1万円を足す価値はあるだろう。



 背面や側面デザインは、薄型で側面にかけてなだらかなカーブを描くデザインや、色は異なるが光の当たる角度によって異なる輝きを見せるグラデーションカラーといった特徴は共通している。背面は、A5 2020の方が搭載するカメラの数が多い分、やや豪勢な印象だ。ただ、実際の画質はまた違うので、記事後半のカメラの評価を見てもらいたい。



 指紋センサーはReno Aがディスプレイに内蔵しており、A5 2020は背面に搭載している。実用性では、机の上に置いたままでも操作できるReno Aのほうが便利だ。



 本体サイズはReno Aが、75.4(幅)×158.4(高さ)×7.8(奥行き)mm、A5 2020が75.6(幅)×163.6(高さ)×9.1(奥行き)mm。重量はReno Aが約169.5g、A5 2020が約195g。



 横幅はほぼ同じで、成人男性などやや手の大きい人ならギリギリ片手持ちの親指だけで文字入力できる。薄さと重さはバッテリー容量が多いこともあって、OPPO A5 2020の方が厚く重たい。



●Reno Aはゲーム向けのグラフィック性能が優秀



 気になる性能について、ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」の結果から見ていこう。テストの結果、Reno AとA5 2020ともに、同価格帯のスマホと比べて一回り高いスコアをたたき出している。スコアの内訳を見ると、GPUはReno Aが高いが、CPUは意外にもA5 2020の方が高い。とはいえ、一番重要な実際のアプリの動作を計測するUXのスコアはReno Aの方が一回り上だった。



 この他、PCMARK for Androidのストレージテストも実施したが、両モデルともシーケンシャルリードとシーケンシャルライトともに400MB/秒あたりの結果となった。低価格帯にもかかわらず、ある程度高速なストレージを搭載している。



 実際に使っていても、通常の操作やアプリのもたつき、発熱のストレスもなく利用できた。一般アプリの操作感ならハイエンドスマホとそこまで変わりがない。これは、両モデルともプロセッサの設計や製造プロセスが新しく、ストレージもミドルクラスの製品としては高速なことが影響しているのだろう。



 高性能なスマホが気になる人向けに、Reno Aの結果をもう少し詳しく分析しよう。Antutuの総合スコアは、Reno AのSnapdragon 710は3年前のXperia XZなどが搭載しているSnapdragon 820を上回っている。PCMARK for Androidのストレージ速度も200MB/秒あたりと遅い。実際に操作や一般アプリを利用しても、Reno Aの方が機敏かつ快適に操作できた。



 ただ、3Dグラフィックのゲームで重要なGPU性能は基本的に、Reno AのSnapdragon 710より、Snapdragon 820の方が上回る。AntutuのGPUスコアが低いのは一部テストを実行できなかったためだ。3DMARKの結果を見れば、ゲームなどの快適さに大きく影響する3D性能に限れば、今でもSnapdragon 820の方が上回っていることが分かる。



 では、実際にどういった違いが出るかというと、一般アプリや「PUBG Mobile」のように極端に3Dグラフィック性能を求めないタイトルなら差はあまりない、むしろReno Aの方が快適に動く。



 だが、「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」の最高画質(3Dリッチ 高画質)など、GPU性能を限界まで使う場合、Reno Aはややコマ落ちするが、Snapdragon 820搭載スマホは滑らかに表示できた。ゲームを最高画質で楽しみたい人にとっては、いくらReno Aの性能がミドルクラスではいいとしてもまだ満足できるレベルにはない。素直にハイエンドやゲーミングスマホを購入した方がいいだろう。



●室内や暗所撮影はデュアルカメラのReno Aが良好



 アウトカメラは、Reno Aが2つ、A5 2020が4つのカメラを搭載しているが、通常の撮影に使うカメラは、Reno Aが1600万画素、A5 2020が1200万画素の1つだけ。それ以外のカメラは、背景をぼかすポートレート用や、A5 2020の超広角撮影用など役割が異なる。カメラの数の多さが実際の画質に影響するわけではない。



 実際に撮影してみると、Reno Aの方が発色や感度といった面で大きくリードしているという印象だ。日中屋外だとそこまでの差を感じられないが、屋内や夜景撮影だとノイズの多さや発色でかなりの差がついた。SNSへの投稿が多いなど、カメラ画質や撮影の幅を重視する人はReno Aの購入をオススメする。



 ポートレート撮影のボケ感などはReno AとA5 2020であまり変わらない。超広角撮影はA5 2020だけで利用できるが、画質を見ると取りあえず搭載した感がある。これを使うなら、Reno Aのパノラマ撮影でもいいかなと感じた。



●サウンドやSIM周りの機能はOPPO A5 2020が充実



 最後に、各モデルの細かい特徴を見ていこう。パッケージは両モデルともソフトケースと5V/2A出力のACアダプター(充電器)、イヤフォンが付属。購入してすぐに使い始められるのはうれしい。



 充電やサウンド、インタフェース周りは、両モデルともUSB Type-C端子とヘッドフォン端子を搭載。NFCについては、おサイフケータイ対応のReno Aはもちろん、A5 2020も搭載している。



 内蔵スピーカーはReno Aがモノラルで音はあまり大きくない。一方、A5 2020はステレオスピーカーなので、ゲームや動画の音を楽しみやすい。Reno Aを購入する際は、イヤフォンやBluetoothスピーカーの利用を念頭に置いた方がいいだろう。



 Bluetoothオーディオについて、A5 2020はaptXに加えて、長時間接続のaptX TWS+(※)や高音質コーデックのaptX HDにも対応している。Reno AもaptXとaptX HDに対応。aptX TWS+はメニュー画面に記載されていないが、本体から左右のイヤフォンを個別に認識して接続するので実際はaptX TWS+に対応している可能性が高い。両モデルとも、低価格帯ながらaptX以外の接続方式にも対応しているのは驚きだ。



 一方、充電周りは両モデルともUSB PDやQuickChargeといった急速充電規格に対応していない。付属する充電器はいずれも出力5V/2Aと、完全に割り切った仕様となっている。なお、USB Type-C端子なので、対応ケーブルがあればスマホからスマホへの電力供給もしやすい。A5 2020は5000mAhのバッテリーを搭載しており、他のスマホを直接充電しやすいのも特徴の1つとしている。



 SIMカードスロットは、Reno AがnanoSIM+nanoSIM/microSDXC兼用の2スロット、A5 2020はnanoSIM+nanoSIM+microSDXCの3スロットだ。ドコモ、au、ソフトバンク回線に対応。また、両モデルとも楽天モバイルでは、楽天のMNO回線対応モデルとしても販売されている。



●両モデルとも今冬注目すべき高コスパモデルだ



 Reno AとA5 2020のいずれも、これまでの格安スマホ市場では1万円ほど高く販売されていたはずの性能を実現したモデルだ。格安スマホにコスパやある程度の性能を求めるなら、真っ先に購入を検討すべきモデルといっていい。



 Reno Aの市場での立ち位置は、おサイフケータイや防水が欲しいけど、ゲームもある程度快適に楽しみたい人向けだ。不満点は、内蔵スピーカーがモノラルで音量があまり大きくない点ぐらいしかない。



 A5 2020は2万円台モデルの中では高機能で不満点はない。逆にここまで親切な設計・仕様にしなくても、もっと機能を落として安くした方が店頭のウケはいいのではと感じるほどだ。



 現在の格安スマホ市場は国際情勢や国の動き、楽天モバイル参入もあって競争環境が変化してきている。そんな中、この2モデルはOPPOも日本参入から1年10カ月ほどで日本市場に合わせた製品開発を続けた結果が、ベストなタイミングで花開いた製品だ。今回は売れ筋の3万円台のReno Aと2万円台のA5 2020の投入となったが、今後は上位モデルの高コスパモデルの投入なども引き続き期待したい。


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  • 今期だとRenoはぶっちぎり。外しならPixelだけど価格帯が違うので、品質に不安もあるけどモトローラ。品質を気にするならHUAWEIかGalaxyになるかなあ。シャープのsense3もいいけど、あれも売れているみたいだし。
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