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突然の雨でも心配無用 傘シェアの「アイカサ」 今後は関西、北陸も

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2019年12月15日 11:30  AERA dot.

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写真駅にある設置ポイント(アイカサ提供)
駅にある設置ポイント(アイカサ提供)
 外出先で突然の雨に見舞われた経験は誰にでもあるのでは。そんな時、傘を買わずに借りられ、雨がやんだら別の場所に返却できるシェアリングサービスを展開するのが「アイカサ」だ。

 利用者はスマートフォンのLINEのアプリで登録しておく。傘の設置ポイントで、アイカサのトーク画面の「傘を借りる/返す」を選び、傘の柄の部分にあるQRコードをスマホで読み取ればいい。料金は24時間以内に返せば70円(税込み)で、24時間以内なら何回借りて返してもいい。使い放題プランもあり、1カ月で280円。通常の課金は月内の上限が420円で打ち止めになっている。

 事業を運営するのは「Nature Innovation Group」で、2018年6月に設立、同年12月に渋谷駅周辺から事業を本格スタートさせた。

 広報責任者によると、12月10日現在で、登録者は約6万5千人、設置スポットが全国に約700カ所ある。例えば東京駅周辺は12月12日に設置スポットが41カ所になった。設置される傘が約千本となる。

「利用されるのは20代、30代が一番多い」と広報責任者は話し、男女比はほぼ半々という。これまで、東京、福岡、横浜、水戸、岡山に設置してきた。

「今後は関西周辺や、雨が多い北陸地方、千葉などに力を入れたい。目標としては2020年に登録者数を3〜5倍に増やしたい」(広報責任者)

 アイカサが貸し出す傘はグラスファイバー製で、市場価格で5千〜6千円するという。利用者が傘を紛失して返却不能になっても864円で買い取って課金を停止できる。これまで傘を紛失して買い取ったのは数人くらいという。

 アイカサが事業を本格的に展開して、約1年が経過した。最初のうちはインフラ整備などの先行投資が続く。事業が単年度で黒字化するめどについて、広報責任者は「2、3年後ぐらい」を目指しているという。

 現在はスマホのLINEアプリが利用可能な人向けのサービス。今後はLINEを利用していない人も傘を借りることができるように、新たな利用方法を検討中という。

 ビニール傘の廃棄を減らすことでプラスチックゴミの削減にもつなげたい考えだ。洋傘の年間消費量は1.2億〜1.3億本ぐらいと日本洋傘振興協議会が推計しており、このうちビニール傘については8千万本ぐらいとアイカサではみている。鉄道の忘れ物で最も多いのが傘で、ビニール傘になるを取りに来る人はまずいないと言われ、多くが廃棄されているようだ。
(本誌・浅井秀樹)

※週刊朝日オンライン限定記事









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