マジョルカ、数的不利の中追いつきセルタとドロー…久保建英は76分までプレー

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2019年12月16日 00:05  サッカーキング

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マジョルカがセルタと対戦した [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第17節が15日に行われ、セルタと日本代表MF久保建英が所属するマジョルカが対戦した。久保は6試合連続のスタメン出場を果たし、76分までプレーした。

 試合はホームのセルタが主導権を握る。中盤をしっかりと締め、マジョルカのパスワークを封じる。すると20分、そのセルタが先制する。左サイドに展開し、ルーカス・オラサがクロスを入れると、中央でラフィーニャがヘディングシュート。GKマノロ・レイナも届かず、幸先よくリードを奪った。

 その後もボールを保持し、セルタが攻め立てる展開が続くが、次にネットを揺らしたのはマジョルカだった。ペナルティエリアで接触があったとして審判はVARを要求。ペナルティが認められマジョルカがPKを手にした。キッカーのサルバ・セビージャが左隅に高速シュートを放つ。GKルベン・ブランコはコースを読んだものの、ネットを揺らしマジョルカが同点に追いついた。

 後半早々にまたも試合が動く。セルタが右から左にショートパスを繋ぎ、マジョルカ守備陣をこじ開けようと試みる。ペナルティエリア内でボールを受け取ったオラサが上手くボールを隠し倒されると、これがPKの判定に。これをイアゴ・アスパスが沈め、再度セルタがリードした。

 75分、ラフィーニャのスルーパスに抜け出したスタニスラフ・ロボツカがGKと1対1になるがこれは決められず。流れたボールに反応したピオネ・シストがシュートを放つが、これも決死のマジョルカ守備陣が立ちはだかりかきだした。

 冷汗をかいたマジョルカに更なる向かい風が吹く。78分、アントニオ・ライージョが2枚目のイエローカードで退場。リードしているセルタが数的有利を手にした。

 すると10人のマジョルカがすぐさま追いつく。83分、左サイドからのクロスに走りこんだクチョ・エルナンデスが合わせる。シュートにはならなかったものの、こぼれたボールをアンテ・ブディミルが蹴りこみ同点に追いついた。イアゴ・アスパスのシュートは守護神が好セーブ。セルタは分厚い攻撃を見せるも1点が遠い。

 後半アディショナルタイムは5分あったが、両チームともこれ以上ゴールラインを割ることができず引き分けで試合終了。勝ち点1を分け合った。

【スコア】
セルタ 2−2 マジョルカ

【得点者】
1−0 ラフィーニャ(セルタ)
1−1 サルバ・セビージャ(PK/マジョルカ)
2−1 イアゴ・アスパス(PK/セルタ)
2−2 アンテ・ブディミル(マジョルカ)

このニュースに関するつぶやき

  • 何というか何故かバルサとかA・マドリーとか全く歯が立たない相手だと久保なんとかしてくれ感が出て来るけどそうじゃないと自分達だけでやれる感が出るマジョルカであった。
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