ホーム > mixiニュース > エンタメ > 芸能総合 > 19年、ピンチを救った「代役」

「降板」相次いだ2019年 ピンチを救った「奇跡の代役」たち

47

2019年12月16日 11:30  AERA dot.

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AERA dot.

写真だれの代役かわかりますか? (C)朝日新聞社
だれの代役かわかりますか? (C)朝日新聞社
 2019年も残すところあとわずか。今年も芸能界ではいろいろな事件が起こったが、今年を代表するキーワードとして“代役”が挙げられるのではないだろうか。闇営業問題、薬物事件、不倫騒動、所得隠し……さまざまな事件を起こしてエンタメ界から去った者もいれば、その穴を埋めるために代役として登用された者も。2019年は例年に増して「代役が誰になるか」で盛り上がった年でもあった。

【写真】撮った!川口春奈の“ノーバン”始球式

*  *  *
 代役に絡むトピックスとして最も新しいネタと言えば、所得の申告漏れを指摘されたチュートリアル・徳井義実がMCを務めていた「人生最高レストラン」(TBS系)の代役問題。関係者によれば、すでに極楽とんぼの加藤浩次が内定しているというが……。スポーツ紙の芸能担当記者は次のように語る。

「12月26日発売の『フラッシュ』がスクープしたのですが、『スッキリ』で徳井さんを糾弾していた加藤さんがまさかの代役MCに。『人生最高レストラン』はサントリーの1社提供で、『ギャラが予想以上に高額のため加藤さんが二つ返事で快諾した』と書かれていました。本来、同じ事務所の後輩の後釜に先輩が座るというのもかなりレアケースですが、闇営業問題などで世間を騒がせ続けた吉本興業のタレントとして、後輩の尻ぬぐいをするという真摯な思いがあるとも言われています」

 徳井は「いだてん」(NHK)でも東京五輪のバレーボール女子日本代表の監督役を演じているが、こちらは登場シーンを少なくするという編集のみで、代役起用には至らなかった。また、先日オンエアされた「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」(日本テレビ系)のMCも昨年まで徳井が務めていたが、今回はフットボールアワー・後藤輝基が代役を務めた。番組冒頭で後藤は「(相方の)福田がやれや」とボケていたが、福田では穴が埋められないということか。

 一方、「いだてん」ではピエール瀧が、また来年の大河ドラマ「麒麟がくる」では沢尻エリカが、どちらも薬物事件で降板。由緒ある国民的ドラマの出演者の不祥事が立て続いたことで、“呪われた大河ドラマ”とまで言われる騒動になった。

「ピエール瀧さんの代役となった三宅弘城さんは、『いだてん』の脚本家である宮藤官九郎さんや主演の阿部サダヲさんが所属する大人計画に在籍。NHKが大人計画に泣きついた格好となった。また、三宅さんは遅筆家として有名なケラリーノ・サンドロヴィッチさんの劇団に長く所属していますから、『1週間で2時間の芝居をイチからつくる』などムチャな現場でも対応してきた人。『いだてん』が撮り直しをしたのに放送を休まなかったのは、三宅さんの熟練した芝居力とトラブルにも対応できる高いスキルによるところが大きいと思います。それに比べて『麒麟がくる』は代役が川口春奈に決まったものの、オンエアが2週間も延期になりましたからね。当然、トータルのオンエア本数も少なくなり、脚本も大幅な変更を余儀なくされるわけで、沢尻さんへの損害賠償もさらに高額になると言われていますね」(前出のスポーツ紙記者)

■意外な代役がサプライズになる場合も

 闇営業問題では雨上がり決死隊・宮迫博之がいまだ活動休止中。レギュラー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)は相方の蛍原徹がひとりで守っているが、「人気後輩芸人たちがサブMCとして番組を盛り上げているのも面白い」と評価するのはある放送作家だ。

「宮迫さん不在の穴は大きいですが、蛍原さんの横にいつも芸人が週替わりで番組を盛り上げており、通常の代役キャスティングにはない方策が非常にうまくいっている。宮迫さんで言うと、レギュラー出演していた『行列のできる法律相談所』には、あの松本人志さんがゲスト出演していました。本来、自分の番組以外に出ることはほとんどない松本さんですが、『宮迫さんの穴を埋めるためにノーギャラで出演した』と語っています。芸人さんの代役に関しては、降板した芸人さんとの関係性で意外なキャスティングになることも多く、それはそれで楽しめるのです」

 TVウオッチャーの中村裕一氏は、芸能界における代役の歴史を次のように振り返る。

「昔の事例ですが、『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の初代ブラックデビルは高田純次がキャスティングされていたのですが、初回収録後におたふく風邪になってしまい、当時まだ若手だった明石家さんまが代役を務め、そのままブラックデビルの座を勝ち取りました。また、全盛期のとんねるずが1990年にドラマ出演のため半年間充電期間をとったときに、その穴を埋めたのがウッチャンナンチャン。彼らはこのチャンスを活かして瞬く間に売れました。大河ドラマでも過去に有名な降板劇がありました。1974年に放送された『勝海舟』では主演の渡哲也が胸膜炎のため9話で降板。10話から松方弘樹が勝海舟を演じたのです。ちなみに、同作品は脚本の倉本聰がNHKのスタッフと衝突し、52話中47話まで書いて降板。そのまま北海道へと渡ったのですが、この降板がなければ、かの名作『北の国から』(フジテレビ系)は生まれなかった。降板劇はときに大損害を与えますが、このような副産物もあると言えるのです」

 消える者いれば、新たに台頭する者も。世間を騒がせたトラブルの裏には必ず悲喜こもごものドラマがあるようだ。(藤原三星)

このニュースに関するつぶやき

  • ☆ P音の代わりに演られた俳優さんの名前…あぁ…「サ道」の。 そんなに凄いオジサマ俳優さんとは知らなんだ…Φ(. .)m 確かに、よく見かけるバイプレーヤーの方だけど。
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • セーラームーンの代役が、ちびうさ役になったのを思い出した。
    • イイネ!13
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(30件)

あなたにおすすめ

ニュース設定