神戸DF那須大亮が現役引退を発表…プロ生活と引退の理由を自身のYouTubeで語る

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2019年12月16日 11:41  サッカーキング

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神戸は那須大亮の現役引退を発表した [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸は16日、DF那須大亮が今季限りで現役を引退することを発表した。

 那須は駒澤大学在学時の2001年に横浜F・マリノスでプロキャリアをスタート。その後は東京V、磐田、柏、浦和を渡り歩いて2018年に神戸に加入。2004年のアテネオリンピックではU−23日本代表のキャプテンとして出場した。闘志溢れるディフェンスと、DFながら高い得点力を誇り、浦和時代の2013年には9得点を記録している。今シーズンはここまで公式戦は3試合の出場となっていた。

 YouTuberとしても精力的に活動する那須は自身のチャンネルを更新し、引退に際してコメントを発表。所属した各クラブへの感謝を述べると共に、「18年を思い返せば長いようで短かった現役生活だったと思います。18年間100%で走り続けてこられたのも、数えきれないほどたくさんの方々に支えられて、たくさんの方々の思いが自分を支えてくれた」とメッセージを残した。

 動画内では引退の理由についても触れており、「数年前にヘディングをした時に脳が揺れる現象が起きた」ことが引退を考えるきっかけになっていたという。練習の中でも同様の症状に悩まされた中、同僚であるダビド・ビジャの引退セレモニーを見た際に「100%走り続けたサッカー人生だったのに、100%やれていない自分に気づかされました。それでも18年間走りづつけた選手としての情熱もあったので、なかなか諦めきれなかった」と葛藤を語っている。

 天皇杯を残している神戸だが、那須は「あと2試合残っています。僕の最後の使命はヴィッセル神戸で天皇杯を優勝して、みんなで喜びを分かち合うことだと思います。みんなで優勝しましょう」と意気込んだ。

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