リュングベリ暫定監督、クラブ経営陣に改善を要求「不安定な状況だ」

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2019年12月16日 13:07  サッカーキング

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アーセナルの状況に苦言を呈したフレドリック・リュングベリ暫定監督 [写真]=Getty Images
アーセナルのフレドリック・リュングベリ暫定監督が、15日のプレミアリーグ第17節マンチェスター・C戦に敗れた後、クラブの経営陣に状況の改善を求めた。イギリスメディア『インデペンデント』が伝えている。

 リュングベリ暫定監督体制で5試合目を迎えたアーセナルは元ドイツ代表MFメスト・エジル、ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラなどが先発したが、試合開始早々にベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネにゴールを許すなど前半だけで3失点。40分にボスニア・ヘルツェゴヴィナ人DFセアド・コラシナツが負傷退場、期待のエジルも見せ場なく59分に退くなど屈辱の内容で0−3の敗戦となった。

『インデペンデント』によると、リュングベリ暫定監督は不調の根本的な原因が、ウナイ・エメリ前監督が解任されて以降正式な監督が誰になるか、またいつ発表されるかが不明という不安定な状況にあると考えているという。この状況が選手やスタッフのメンタル、そして1月の移籍市場でどのように動くべきかといった問題に影響を与えていると考えており、クラブ経営陣に対してこの問題に迅速に対応するように求めたようだ。

 リュングベリ暫定監督はマンチェスター・C戦での苦戦を振り返り、以下のようにコメントした。

「マンチェスター・Cは私たちのカウンターのチャンスをことごとくイエローカードで阻止した。私たちももっとずる賢くなるべきだったかもしれないね。彼らやリヴァプールは優勝を争うチーム。私たちはリーグタイトルよりも自分たちのことに集中しなければならない」

「エジルは守備でもっとハードワークする必要がある。もちろん、自分たちが試合を支配している時にこそ活きる選手だということは分かっているけどね。彼を交代させたのは、ヨーロッパリーグでいいプレーをした(エミール・)スミス・ロウにチャンスを与えたかったからだ」

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