セリーヌは不参加、ダブレットがパリ初参戦...2020-21年秋冬パリメンズのスケジュールが発表

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2019年12月16日 15:12  Fashionsnap.com

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ブランドにとって初のショーとなった「ダブレット(doublet)」2017-18年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
来年1月14日から19日の6日間にわたって開催される2020-21年秋冬メンズ パリファッションウィークの暫定スケジュールが発表された。過去2シーズン、メンズ単独のショーを行ってきた「セリーヌ(CELINE)」は開催を見送り、3月のウィメンズ期間中に合同で発表する。

 期間中に行われるショーは全54ブランド(2019年12月16日時点)。2015年にルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villaseñor)が立ち上げ、これまでプーマなどとコラボレーションを行ってきたロサンゼルス発の「ルード(RHUDE)」、前シーズンにオフスケジュールでショーを開催した「カサブランカ(CASABLANCA)」は今回初めて公式で参加し、初日の14日にコレクションを発表する。
 また、元々メンズブランド出身ながら「ニナリッチ(NINA RICCI)」のクリエイティブディレクターを務めるルシェミー・ボッター(Rushemy Botter)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh)は「ボッター(BOTTER)」として初めてショーを開催するほか、フェデリコ・クラーデ(Federico Curradi)による「ロシャス オム(ROCHAS HOMME)」、これまでロンドンで発表してきた「クレイグ・グリーン(CRAIG GREEN)」がパリコレデビューを果たす。
 また日本勢ではこれまで公式スケジュールで発表してきた落合宏理の「ファセッタズム(FACETASM)」、ブランドが休止状態にある森川マサノリの「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」、丸龍文人の「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」がショー開催の見送りを決定。なお、今シーズンは井野将之が手掛ける「ダブレット(doublet)」のパリコレ公式参加が決まり、3日目の16日にプレゼンテーション形式で新作を発表する予定だ。
 昨年1月の2019-20年秋冬シーズンはラグジュアリーおよび中堅デザイナーなど初参加ブランドが多く名を連ねたが、今シーズンは若手新進デザイナーのパリ進出が目立つ。しかし、ミラノファッションウィークの最終日14日のトリを飾るのは「グッチ(GUCCI)」で、パリの初日と被ることからジャーナリストやエディター達からスケジュールに疑問の声も上がっている。
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