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竹増貞信「長期戦を勝ち抜いていくために必要なこと」<コンビニ百里の道をゆく>

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2019年12月16日 16:00  AERA dot.

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写真竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
竹増貞信(たけます・さだのぶ)/1969年、大阪府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。2014年にローソン副社長に就任。16年6月から代表取締役社長
「コンビニ百里の道をゆく」は、50歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。

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 今年は女子プロゴルファーの「ツアーの第一線から退く」という表明が続きました。諸見里しのぶ選手、一ノ瀬優希選手、大江香織選手……。一世を風靡し、ゴルフ界を牽引してきた選手たちです。みな30歳前後で、一つの区切りを考える年なのかもしれません。

 10代の頃から活躍してきた選手たちはベテランの域に達しています。たとえば諸見里選手は19歳でプロ転向し、翌年からアメリカツアーを回った実力者。国内メジャー3冠、ハーフ27はギネス世界記録にも認定されるなど、数々の記録を打ち立てています。一度お話ししたことがありますが、やはり、頂点を極めた選手。話の一つひとつに「なるほど」と納得感がありました。

 一方で、大山志保選手のように、40歳を過ぎても第一線に立ち続ける選手もいます。華々しく駆け抜けて次の人生を歩むことも、長く着実に駒を進めていくことも、どちらも素晴らしく、試合の度にたくさんの感動を得てきました。

 トッププレーヤーに活躍の秘訣を聞くと、心身のケアや基礎、基本練習をコツコツ続けている、とみなさんおっしゃいます。当たり前のことを当たり前に高い次元で実行できることが、トップたるゆえんなんだなと思います。

 企業も同じで、小売業では「商品(Q)」「サービス(S)」「清掃(C)」の三つが商売の基本。この三つがお店を差別化する礎だと話すベテランオーナーの方も多いです。

 経営者は、長期戦で常に勝ち続けることを考えなければいけません。コースに立っていると、さまざまな競合他社が現れたり、デジタル化の波が押し寄せたり、いろんな変化があります。日々の鍛錬として、こうした変化にもブレない強固なQSCを創り上げ、チャレンジを続ける。

 オーナーのみなさんと一緒に、それぞれのマチでお店という色とりどりの花を咲かせていきたいと思います。

※AERA 2019年12月23日号

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