巨人リリーフ陣を救う働きを見せた中川皓太

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2019年12月17日 10:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・中川皓太
昨季まではビハインドゲームを中心に登板していた巨人の中川皓太が、飛躍を遂げる1年となった。

 開幕を一軍で迎えると、今季初登板となった3月30日の広島戦から5月17日の中日戦にかけて16試合連続無失点。“勝利の方程式”をなかなか固定できないなかで、中川はセットアッパー、クローザーなど様々な役割をこなした。8月にやや調子を落としたものの、シーズン通して安定した投球を見せ、今季は自己最多の67試合に登板して、4勝3敗17ホールド、16セーブ、防御率2.37と、チームの5年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。シーズン終了後には、『WBSC プレミア12』の日本代表にも選出された。

 充実したシーズンを過ごした中川を、ショウアップナイターの解説陣はどのように見ていたのだろうかーー。

 今季初セーブを挙げた5月8日のDeNA戦で解説を務めた佐々木主浩氏は「見ていて自分のボールに自信をもってきたように感じますよね。体の使い方を見ていても、これがあっているのかなと感じがしますね」とコメント。

 7月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた真中満氏は、「苦しいカウントになってもしっかり立て直し、低めの変化球のボール球を振らせる当たりが、クローザーというポジションを確立して、しっかり自分のポジションをモノにしてきた印象ですね」と評価した。

 さらに野村弘樹氏は、シーズンが佳境に迎えた9月6日の中継で「彼が一軍でこれだけ多くの登板数で抑えもやって、セットアッパーもやって初めての経験だと思うんですね。当然肉体的な疲労も含めて、頭も心も疲れも出てくる。そういったところで、一番苦しいところだと思うんですよね。一番勉強になって一番いい経験をしている1年間だと思いますね」と話した。

 今季積んだ経験を自信に変え、来季は今季以上の活躍に期待したいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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  • シーズン途中故障なのか一時期非常に調子を落としのが心配だがしっかり体のケアをしてフルシーズン戦える 身体を作ってください
    • イイネ!1
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