首位攻防のクラシコはスコアレスドロー…バルサとレアル、ともに決定機生かせず

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2019年12月19日 06:06  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=NurPhoto via Getty Images
延期分のリーガ・エスパニョーラ第10節が18日に行われ、バルセロナとレアル・マドリードが対戦した。

 勝ち点35で並ぶ首位のバルセロナと2位のレアル・マドリードによる首位攻防戦の“エル・クラシコ”。本来は10月26日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる予定だったが、カタルーニャ自治州内の情勢不安によって延期となっていた。

 試合はレアルが先に決定機を迎え、10分にカリム・ベンゼマがペナルティエリア中央から左足シュート、17分には右CKでカゼミーロが頭で叩きつけるが、それぞれGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンのセーブとDFジェラール・ピケのクリアに阻まれた。

 バルセロナは30分、左サイドのジョルディ・アルバがクロスを入れると、セルジ・ロベルトがゴール前に走り込むが、直前でGKティボー・クルトワにカットされる。そのこぼれ球をリオネル・メッシがダイレクトで叩いたが、これもDFセルヒオ・ラモスにクリアされた。

 後半に入ってバルセロナは60分、メッシからパスを受けたアントワーヌ・グリーズマンがワンタッチで相手をかわしてエリア左へ突破。中央へ折り返したが、メッシは空振りでシュートに持ち込めず。

 レアルは72分、カゼミーロが浮き球パスをエリア左へ送ると、飛び出したフェルランド・メンディがダイレクトで折り返し、ファーのベイルが合わせてゴールネットを揺らす。だが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

 その後も膠着状態が続き、レアルは80分に18歳のロドリゴ・ゴエスを、バルセロナは83分に17歳のアンス・ファティをそれぞれ投入。若い力で打開を狙うが、決め手を欠いたままタイムアップ。今シーズン初のクラシコはスコアレスドローで終わり、お互い勝ち点1を分け合った。

 次節、バルセロナは21日にホームでアラベスと、レアル・マドリードは22日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 0−0 レアル・マドリード

【スターティングメンバー】
バルセロナ(4−3−3)
テア・シュテーゲン;セメド(55分 ビダル)、ピケ、ラングレ、J・アラバ;S・ロベルト、ラキティッチ、デ・ヨング;メッシ、スアレス、グリーズマン(83分 ファティ)

レアル・マドリード(4−3−1−2)
クルトワ;カルバハル、ヴァラン、S・ラモス、メンディ;バルベルデ(80分 モドリッチ)、カゼミーロ、クロース;イスコ(80分 ロドリゴ);ベイル、ベンゼマ

このニュースに関するつぶやき

  • う〜ん、こんなに面白くなかったクラシコはいつ以来だろう?明らかにレアルの方が押してたから、とりあえず負けなくて良かった、ってことだけだ。
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