長谷部が300試合出場を達成…日本人選手のブンデス通算出場数トップ10は?

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2019年12月20日 18:48  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=Getty Images
18日に行われたブンデスリーガ第16節で、フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠が同リーグ通算300試合出場を達成した。2008年2月にヴォルフスブルクでブンデスリーガデビューを果たしてから13シーズン目での大台到達となり、日本人選手として初の偉業を成し遂げた。

 そこで今回は、日本人選手のブンデスリーガ通算出場ランキングを紹介。現役の日本代表選手から日本サッカー史にその名を残すあのレジェンドまで、以下に歴代トップ10を挙げる。

*ブンデスリーガ通算成績は12月19日時点のもの
*2部リーグ以下の出場数・得点数は含めない

写真=ゲッティイメージズ

10位 内田篤人

ブンデスリーガ通算成績:104試合1得点

2010年夏に鹿島アントラーズからシャルケに加入すると、右サイドバックのレギュラーとして活躍。2017年にウニオン・ベルリン(当時2部)に移籍するまで、ブンデスリーガ通算104試合に出場した。加入1年目の2010−11シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)で日本人初となるベスト4進出を果たすなど、欧州最高峰の舞台でも輝かしい実績を残した。

9位 清武弘嗣

ブンデスリーガ通算成績:117試合17得点

2012年夏にドイツ上陸を果たすと、ニュルンベルクとハノーファーで計4シーズンを過ごした。2015−16シーズンにはハノーファーで背番号「10」を着用。チームは2部降格が決まったが、5ゴール6アシストを記録して、2016年夏にスペインの名門セビージャへの移籍を勝ち取った。

8位 原口元気

ブンデスリーガ通算成績:119試合4得点

2014年夏に加入したヘルタ・ベルリンでレギュラーの座を掴み、ブンデスリーガ通算91試合に出場。昨年11月にハノーファーで日本人史上11人目となる通算100試合出場を達成した。今季はブンデスリーガ2部を主戦場としており、ここまで16試合に出場。直近4試合で2ゴールを挙げ、好調ぶりを見せつけている。

7位 岡崎慎司

ブンデスリーガ通算成績:128試合37得点

2011年1月に清水エスパルスからシュトゥットガルトに加入し、在籍2年半でブンデスリーガ63試合に出場した。2013年夏に移籍したマインツでは、加入1年目からリーグ戦15ゴールをマーク。2011−12シーズンに香川真司が挙げた13ゴールを上回り、ブンデスリーガにおける日本人のシーズン最多得点記録を更新した。

6位 高原直泰

ブンデスリーガ通算成績:135試合25得点

2003年1月から5年間にわたってドイツでプレー。ハンブルガーSVで97試合、フランクフルトで38試合のリーグ戦出場数を記録した。フランクフルト在籍時の2006−07シーズンには、ブンデスリーガで日本人初のハットトリックを達成するなど11ゴールを記録。現地では“スシボンバー”の愛称で親しまれた。

5位 大迫勇也

ブンデスリーガ通算成績:140試合22得点

今季もドイツで活躍を続ける大迫が5位にランクイン。昨年夏まで在籍したケルンでは、ブンデスリーガ通算108試合に出場して15ゴールをマーク。ブレーメン在籍2年目となる今季も、ケガで離脱した期間がありながら、リーグ戦ではチーム2番目の4ゴールを決めている。今後どこまで出場数を伸ばすのか注目だ。

4位 香川真司

ブンデスリーガ通算成績:148試合41得点

2010年夏にドルトムントへ移籍すると、ブンデスリーガ2連覇を達成。ユルゲン・クロップ監督(現リヴァプール指揮官)の指導のもと、不動のトップ下として活躍した。2014年夏にマンチェスター・Uからドルトムントに復帰したあとも、リーグ戦99試合に出場して20ゴールをマーク。ブンデスリーガ通算41得点は、日本人最多記録である。

3位 酒井高徳

ブンデスリーガ通算成績:170試合2得点

今年8月にJリーグ復帰を果たすまで、7年半にわたってドイツでプレー。シュトゥットガルトとハンブルガーSVの2クラブでブンデスリーガ通算170試合に出場した。ハンブルガーSVに在籍していた2016年11月には、日本人として初めてブンデスリーガのクラブでキャプテンを務めるなど、名門クラブでリーダーシップを発揮した。

2位 奥寺康彦

ブンデスリーガ通算成績:234試合26得点

日本人として最初にブンデスリーガのピッチに立ったのが、奥寺氏(現・横浜FC会長)だ。1977年に入団したケルンでは、リーグ戦通算75試合に出場。1年目からブンデスリーガとDFBポカールの2冠を成し遂げた。1981年に加入したブレーメンでもレギュラーとして活躍し、5シーズンでリーグ戦159試合に出場。正確無比の安定したプレースタイルから「東洋のコンピューター」というニックネームがついた。

1位 長谷部誠

ブンデスリーガ通算成績:300試合7得点

2008年1月の渡独以来、ヴォルフスブルク、ニュルンベルク、フランクフルトの3クラブでプレー。2017年3月にブンデスリーガ通算出場数が235試合に達し、奥寺氏が保持していた日本人の最多出場記録を更新した。なお、アジア人のブンデスリーガ最多出場記録は、レヴァークーゼンなどで活躍した元韓国代表FWチャ・ボムグン氏が持つ308試合。早ければ、来年3月にも新記録を樹立する。

(記事/Footmedia)

このニュースに関するつぶやき

  • Jリーグにいた外国人で長谷部を上回る試合数ってマルキーニョスくらいのもんでしょ?でもそれはJリーグ。それ考えるとレベル高い4大リーグのブンデスで外国人として300試合出場の長谷部って偉大と言わざるを得ない
    • イイネ!1
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