「ミヤネ屋」でおなじみ!気象キャスター・蓬莱大介さんの1日に密着!

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2019年12月20日 20:12  TVerプラス

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読売テレビの各番組に出演中の気象キャスター・蓬莱大介さん。現在、全国ネット放送では、『情報ライブミヤネ屋』『ウェークアップ!ぷらす』、関西ローカル放送では『かんさい情報ネットten.』にて活躍中です。「好きなお天気キャスターランキング」では、ここ近年、毎回上位に食い込む人気ぶり。爽やかなビジュアルもさることながら、『ミヤネ屋』で宮根誠司さんのツッコミに健気に応じる姿や、『ten.』で披露する直筆の「スケッチ予報」が評判を呼び、幅広い年齢層のハートをつかんでいます。今回「読みテレ」では、そんな蓬莱さんの1日に密着!テレビでは見られない素顔を浮き彫りにしちゃいます。読売テレビに入る前にイチョウ並木をぶらり歩き蓬莱さんに密着したのは、秋の足音が聞こえ始めた11月初旬。11時頃、読売テレビのすぐ近くにある大阪城公園に、蓬莱さんの姿がありました。「そろそろ色づいてきましたよ」と手に取ったのはイチョウの葉。生放送のある月曜から土曜日まで、読売テレビ社屋が大阪城公園からすぐの場所に移転してからは、毎日公園に立ち寄り季節の移ろいを肌で感じ、画像に収めることが日課になったそうです。読売テレビのウェザールームに入ったのが11時30分。ウェザールームには、気象庁や環境省、気象会社などから届いた気象にまつわる情報が集まります。ここに、蓬莱さんをはじめ3人の気象予報士が駐在し、生放送に向けて準備を進めていました。デスクに座るとまず番組の出番を確認。この日、全国で今季最低気温を記録し、さらに北海道・旭川では初雪が降ったとのこと。そのため『ミヤネ屋』でトップニュースから3番目に気象情報を報じることになり、さっそく打ち合わせ。同時に気象庁と気象会社から届く最新の気象情報をチェック。気象情報は朝5時、午前11時、午後5時の合計3回届くそうで、空模様と同じく内容は刻々と変化するため、その都度チェックが欠かせないそう。続いて天気図の解析に入ります。天気図に描かれた高気圧・低気圧の動きや風向きなどを読み解いて、カラーペンで色付け。「天気が崩れそうな場所」や「天候の変化の鍵になりそうなエリア」などを視覚的に解析する手法だそうです。その間も『ミヤネ屋』のスタッフとの打ち合わせが始まるなど、午前中はてんやわんや。12時過ぎ、急ぎ足で向かった先は同じ階にある『ten.』報道フロア。蓬莱さんの専用デスクは、ウェザールームと『ten.』報道フロアの2カ所に設けられていて、『ten.』のデスクにはクレヨンや絵筆、カラーペンが卓上に! カラフルな画材に囲まれながら、『ten.』ディレクターと打ち合わせが始まりました。その後、「『スケッチ予報』の下描きを始めます」と手に取ったのは「蓬莱大介スケッチ予報専用ペン」と描かれたシャープペンシル。『ten.』ではおなじみとなっている蓬莱さんのお絵描きでお天気を伝える「スケッチ予報」のコーナー。「このペンで描くとアイデアがぐんぐん湧く」のだとか!13時過ぎ、『ミヤネ屋』生放送まであと約1時間。蓬莱さんはイラストの下描きを一旦止め、スーツに着替えてメイク室へ。メイク室では『ミヤネ屋』MCの宮根誠司さんの隣に座り、この日のニュースや天気についておしゃべりしながら自分でファンデーションをパフパフ。ものの10分でメイクは終了。急ぎ足でウェザールームに戻り、『ミヤネ屋』に向けて最新の気象情報を確認します。ところで皆さん、「ウェザーニュース」のアプリってご存知ですか?天気に関する役立つ情報を発信する総合天気アプリですが、一般ユーザーも「空」の写真を投稿でき、蓬莱さんたち気象予報士の情報収集に一役買っているうえに、この写真を気象ニュースで紹介することもあるんです。この日は北海道・旭川では初雪が降ったということもあり、一般ユーザーから届いた1万枚以上の写真の中から北海道のユーザーから届いた写真を2点、ピックアップ。さらに『ミヤネ屋』進行台本に目を通し、生放送がスタートする14時直前にスタジオへ。密着するこちらがソワソワするほど、ギリギリまで膨大な情報を元に準備に勤しんでいました。「スケッチ予報」下描きから仕上げまで30分!『ミヤネ屋』生放送終了後、『ten.』報道フロアのデスクで再び「スケッチ予報」のイラストを描き始める蓬莱さん。どうやら先ほど描いていた下描きを破棄したようで…。実は『ミヤネ屋』生放送中に、宮根さんに「“小春日和”ってなんや?」とツッコまれたことで新しいアイデアがビビっと湧いたといいます。新たなテーマでものの10分で下描きを済ませ、クレヨンで色付け。「ここからは早いですよ」と予言した通り、20分で色付け完了! テーマは「小さい秋、みーつけた!!」。『ten.』水曜パネラーのますだおかだ・増田さんによるロケコーナー『お宝発見!街かど★トレジャー』をモチーフに、増田さんが新キャラ“小春日和”を見つけるという、なんとも味のある仕上がりに。午後5時前には再びウェザールームに戻り、午後5時に届く最新の気象情報を集めます。『ten.』の蓬莱さんの出番は、午後5時45分と、午後6時40分の2回。全国ネットの『ミヤネ屋』とは違い、『ten.』は近畿地方限定の天気予報。より細やかに、より生活に密着した情報をトークに織り込まなければなりません。そのため、終始「ボソボソ、ブツブツ…」とトークの練習に勤しむ蓬莱さん。「独り言が多いので、局内で気味がられているかも知れません」と照れ笑いを浮かべます。続いて、番組内で紹介するため今朝撮った大阪城公園でのイチョウ並木の写真をピックアップ。そろそろ陽が暮れ始め、ウェザールームの窓から“マジックアワー”を迎えた幻想的な空が見えました。すると蓬莱さんは突然、ウェザールームを飛び出してダッシュ!どこへ行くのか? 追跡すると、その先はベランダ。「夕陽がきれいだったので」と大阪城ホールを包む、不思議な色の空をスマホでパシャパシャと写真を撮って、その場でTwitterにアップ。空模様を見て「明日は雲が増えるんじゃないかな…」とポツリ。こうしたフットワークの軽さと高い感性、そしてマメな情報発信も、蓬莱さんの持ち味です。子どもが大人に教えられる、わかりやすい天気予報を目指して午後5時30分、気象情報で紹介する内容や話す方針を固め、天気図をテレビ画面に映し出しながらトークの尺をチェック。『ten.』でも、出番ギリギリまで準備に勤しんでいました。午後6時40分からの「スケッチ予報」、この日も評判は上々です。「スケッチ予報」には、蓬莱さんのある想いが込められています。「僕の天気予報は、大人が子どもに明日の天気を伝えるだけじゃなくて、逆に子どもから『おじいちゃん、おばあちゃん! 明日、台風が来るから田んぼ、休もうな』と言えるくらい、わかりやすい天気予報を目指しているんです」。蓬莱さんが気象キャスターを始めて10年。近頃はテレビ出演以外にも、地元・明石などで開催されるイベントのゲストとして呼ばれるようになったといいます。そこで、子どもたちから手渡してもらった手紙の数々。「おてんきをおしえてください」という拙い字で書かれたメッセージカードや、小学校で“気象予報係”をしているという男の子からの「蓬莱さんの天気予報を参考にしています」との手紙。蓬莱さんの想いは、着実に子どもたちに広がっていました。『ten.』の出演を終えて、蓬莱さんの長くて濃厚な1日は終了…。と思いきや、帰宅前におもむろにデスクのそばに置いてある10kgのバーベルを持ち上げて筋トレ、スタート!「筋トレして、肩と腕の筋肉をキープしているんです。肩が貧弱だと、スーツが決まらないので」と最後にキリッとした表情で教えてくれました。空を見上げ、風を肌で受け止め、季節の匂いを感じ、木の葉に触れる日々。気象データだけでなく、全身で受け止めた空からのメッセージを私たちにわかりやすく伝えてくれる蓬莱さん。そこに、“お天気の蓬莱さん”の人気の秘密が隠されているのかもしれません。ちなみに…いつも「ten.」で、蓬莱さんは天気図の前に立っていますが、あれってどうなってるの?と疑問を抱かれた方も多いはず。実は「クロマキー」という技術が使われているんです。本当は何も書かれていない緑の背景の前に立っているだけ。でも放送では、こんな風に「合成」されているんです。書籍のご紹介『空がおしえてくれること』(幻冬舎)蓬莱大介 著1400円+税蓬莱さんが、約2年の歳月を費やして書き上げた1冊。気象予報士になって10年、毎日天気のことばかり考えている蓬莱さんが、空や自然をどうおもしろがっているのか、最近の異常気象について思うこと、そしてテレビでは言えないような裏側も!?コミカルに綴られた蓬莱さんの本音をぜひ!空がおしえてくれること | 蓬莱 大介 |本 | 通販 | Amazon蓬莱大介(ほうらい だいすけ)1982年生まれ。兵庫県明石市出身。2006年、早稲田大学政治経済学部卒業。2011年3月から読売テレビで気象キャスターを担当。現在は『情報ライブミヤネ屋』『かんさい情報ネットten.』『ウェークアップ!ぷらす』に出演。
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