2019-2020 FIM世界耐久選手権(EWC)第2戦セパン8時間耐久のレースウイーク中に元MotoGPライダー玉田誠が率いるHonda Asia-Dream Racing with SHOWAの2020年シーズン体制発表が行われた。ステージの中心には、東南アジア地域で初上陸となるホンダCBR1000RR-R FIREBLADE(ファイヤーブレード)がベールアウトされると大きな拍手が沸き起こった。
Honda Asia-Dream Racing with SHOWAは、2019年シーズンから始まったアジアロードレース選手権(ARRC)ASB1000クラスではザクワン・ザイディが参戦し、3勝を挙げランキング3位となった。また、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにも鈴鹿ラウンドともてぎラウンドでスポット参戦した。
また、Honda Asia-Dream Racing with SHOWAは2020年シーズンも全日本ロードレース選手権JSB1000クラスの鈴鹿ラウンドともてぎラウンドにスポット参戦。2019年はザクワンの1台体制だったが2020年はザクワン、ゲリーの2台体制でのスポット参戦となる。また、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも2019年と同様、参戦を予定となっている。
玉田率いるHonda Asia-Dream Racing with SHOWAは、セパン8時間(セパン8耐)ではザクワンを中心にMotoGPのMoto2クラスに参戦中のソムキャット・チャントラ、ARRC SS600クラスに参戦するアンディ・ファリド・イズディハールでエントリー。チャントラは、初めての1000ccスーパーバイクながらトップ10トライアルでは2番手タイムをマークすると、決勝では経験豊富なザクワンが引っ張り見事2位でフィニッシュし表彰台に上がった。