鈴鹿サーキットで行われた12月18〜19日の全日本F3合同テストには9台が参加したが、B-Max Racing with motoparkからは5台が参加。TODA RACING、HANASHIMA RACING、RN sports、RS FINEからはそれぞれ1台ずつが登場しており、合計9台が走行している。
そのうち、ダラーラ320を2台投入したのは、B-Max Racing with motopark。全セッションでトップタイムをマークしたのは、「まだ20歳ですし、フォーミュラでも頑張りたいと思い、こちらからアプローチさせていただきました」とテスト参加を志願した阪口晴南だった。
一方B-Max Racing with motoparkでは、2019年も参戦したアメヤ・ベイディアナサン、さらに2019年はFIA F3に参戦していたラウル・ハイマン、シモ・ラクソネンという3人が、チーム代表でもあるDRAGONとともにステアリングを握った。ふたりとも参戦確定ではないが、なかでもハイマンは陽気なキャラクターで、ピット内でも盛んにコミュニケーションをとり、速さもみせている。
「外国人の3人のドライバーは、アメヤをのぞきふたりは日本が初めてで、来季参戦を視野に入れてのものです」というのは、DRAGONとしてステアリングも握っているB-Max Racing with motoparkの組田龍司代表。
2020年の初年度に向けては、B-Max Racing with motoparkの4台とジェントルマン枠の2台、そしてここからは推論となるが、今回テストに参加したTODA RACING、RS FINE、HANASHIMA RACINGはそれぞれ1台ずつ程度は参加しそうだ。一方、B-Max Racing with motoparkとタイトルを争い続けてきたカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sは今回のテストに参加していなかったが、もしカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sが出場するならば、10台以上にエントリーは増えることになるかもしれない。