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「タイトルに向けて足並みをそろえ続けられたことが誇り」メルセデスF1代表が明かす偉業達成の秘訣

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2019年12月24日 16:51  AUTOSPORT web

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写真2019年F1第17戦日本GP メルセデスのコンストラクターズチャンピオン獲得をチームで祝福
2019年F1第17戦日本GP メルセデスのコンストラクターズチャンピオン獲得をチームで祝福
 メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、シーズンの長い戦いに臨むチームのモチベーションを築くうえで、開幕前に目標を設定することが非常に重要だと語った。実際、2019年のチームの目標はきわめて明快なものだった。

 F1でメルセデスが成し遂げた6年連続のコンストラクターズおよびドライバーズのダブルタイトル獲得は、2014年にハイブリッド時代が到来して以降、現在まで無傷で続く圧倒的な記録だ。

 ウォルフは長年にわたり、チームが選手権のトップに君臨し、その栄光におぼれて自己満足に陥ってしまうことの危険性を繰り返し指摘してきた。

 しかし、調子が良いときも悪いときもある長いシーズンを通してスタッフの士気を維持していくことにも同じくらい重要な意義があるとウォルフは考えており、YouTubeチャンネル上でファンからの質問に答えるかたちでチームを奮い立たせる秘訣を説明した。

「2014年以降は毎年、スタッフのやる気をかきたてるチーム目標を掲げてきた」

「2019年シーズンの大きな目標は6年連続のダブルタイトル獲得だった。これは過去にF1で達成されていないし、我々の知るかぎり、他のスポーツでも世界選手権レベルで成し遂げられた記録はないはずだ」

「だからこの目標が本当に我々を駆り立てたし、我々の期待どおりに物事が進まない困難な時期でも、レースウイークを全力で戦い切るために背中を押してくれたと思っている」

「1年間を通じて全員に活力を吹き込んでくれる目標だった」

 熟練度や専門領域の異なるスタッフをまとめ、チームとして長い間F1で優位な立場を維持してきたのは、偉業といってよいだろう。ウォルフは、マシンに取り組むスタッフたちの人間的な側面に目を向けるという、チーム運営における内部事情の一端を明かした。

「長年にわたって世界選手権を制覇し続けられるチームはそれほど多くない、という事実には理由があると思っている。それは、スタッフの結束を固めることも必要だが、同時に我々はチームを進化させ続ける動的な構造体と考えるべきだからだ」

「メンバーそれぞれの意欲や気力のレベルを見ていく必要がある。ベテランスタッフや彼らの持つノウハウは大切にしなければならないが、そのことが伸びてくる若い才能にとって障壁になってもいけない」

「そうした変化とモチベーションの要素を、我々はうまくコントロールできているのではないかと思う。当然これは非常に難しい仕事だし、だからこれまで、チャンピオンを長く続けられるチームも出なかったのだろう」

 チーム内の作業において、当然ながらドライバーは重要な構成要素であり、一番目立つ存在でもある。しかし彼らに一定の役割を担わせるうえにおいても、繊細な手綱さばきが求められる。

「ドライバーたちを扱うときには、自分には夢があるし、世界選手権に勝つことが主な目標だという彼らの気持ちをまず受け入れるべきだ」

「だからときには不和も生まれる。彼らの目標とチーム目標との足並みが常にそろうとはかぎらないからだ」

「私が本当に誇りに思うのは、チームがタイトルを獲るという目標、そしてメルセデスが世界で最も成功を収めたスポーツチームのひとつになるという目標に向けて、彼らと足並みをそろえ続けてこられた、ということだ」

「チームが好調なときも不調なときも、根本的にはドライバーたちが、我々の成功に貢献してくれた非常に強力な要因のひとつだった」

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