後半戦はリリーフで奮闘した巨人・田口麗斗

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2019年12月25日 10:14  ベースボールキング

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巨人・田口麗斗(C)Kyodo News
16年から2年連続で2桁勝利をマークするも、昨季は悔しいシーズンを味わった巨人・田口麗斗。今季は開幕一軍を逃し、先発から手薄なリリーフに配置転換となった。リリーフ事情が苦しい中で田口は、7月には16試合、8月に13試合、9月に14試合に登板。ロングリリーフ、ワンポイントなど様々な局面に対応し、チームの危機を何度も救った。

 7月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−ヤクルト戦』で解説を務めた真中満氏は、「田口は完全に生き返りましたよね。中継ぎのやりがいといいますか、見ていて雰囲気も落ち着いていますし、田口の復活は大きいですね」と評価。

 井端弘和氏も「一時期はストレートが走り出したんですけど、スライダーが緩んでキレを感じなかった。ここのところはスライダーにキレを感じますので、一番いいときの田口投手になってきているのではないかなと思いますね」(9月12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人戦』)と分析した。

 シーズンでフル稼働した疲れからか、日本シリーズではやや精彩を欠いた。第1戦では0回2/3を投げて3失点。同試合で解説を務めた江本孟紀氏は「ボールに威力がないというか、完全に捉えられていますよね。急に出てきてピタッと抑えろというのは無理かもしれませんが、威力がなさすぎますよ」と苦言を呈した。

 初めて経験したリリーフでボールにキレが戻った田口。来季は今季の経験を糧に強い投手を目指して欲しい。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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